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夜の夢こそまこと 人間椅子小説集
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夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

アンソロジー(著者), 伊東潤(著者), 空木春宵(著者)

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夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/11/02
JAN 9784041121702

夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

¥1,870

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/01/13

伊東潤先生目当てで読みました。ちなみに「人間椅子」というロックバンドは存じ上げませんでした…特に伊東先生「なまはげ」、長嶋有さん「遺言書放送」が印象的でした。

Posted by ブクログ

2023/02/27

本気が感じられるアンソロジーだ。全編、妥協がない。絶対に楽しい。 「地獄のアロハ」には、池田貴族など、早逝した友人たちをモデルにした人物が出てくる。オーケンの昔のエッセイをよく読んでその時代の空気感に憧れていた90年代生まれのわたしは、ホロリときた。そして後半のカオスにオーケン...

本気が感じられるアンソロジーだ。全編、妥協がない。絶対に楽しい。 「地獄のアロハ」には、池田貴族など、早逝した友人たちをモデルにした人物が出てくる。オーケンの昔のエッセイをよく読んでその時代の空気感に憧れていた90年代生まれのわたしは、ホロリときた。そして後半のカオスにオーケンやっぱり天才か…と。 「なまはげ」には東北の寒さと閉塞した雰囲気にちょっぴりの優しさ(情けかも)を加えた味わいが。 「超自然現象」には圧倒される。人間椅子と文芸を好きでいたおかげで、今日もまた新たな興奮と刺激と出逢うことができました。物語は様式美的なカタストロフィ。 「遺言状放送」を読む前に、作者の長嶋さんが芥川賞を取った『猛スピードで母は』を予習して、この作家の文章に溢れる不思議な多幸感とともに、「この人は確実にロックを信じている」という確信があったので、期待大でした。そして期待はもちろん裏切られなかった。 そしてワジーの「暗い日曜日」。彼のDNAには乱歩や太宰のみが受け継がれているわけではなくラヴクラフトだって含まれていて、その世界観を日本の風土に出現させることなど、彼の才をもってすればわけないのだ。

Posted by ブクログ

2023/01/27

『うつし世はゆめ よるの夢こそまこと』と色紙に書いていた江戸川乱歩の言葉をタイトルにした、五人の短編を集めた小説集。どの作品も、それぞれ言葉使いに特徴があって面白かったが、中でも良かったのは長嶋有「遺言状放送」。青春小説のようで、安心して読めた。

Posted by ブクログ

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