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吹上奇譚(第四話) ミモザ
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吹上奇譚(第四話) ミモザ

吉本ばなな(著者)

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吹上奇譚(第四話) ミモザ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2022/10/25
JAN 9784344040403

吹上奇譚(第四話)

¥1,760

商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2024/08/01

強いなぜか最後からよんだ。意味が分からないなと思ったけど想像しながら読んで面白かった。はじめのとこから読みたいと思った。亀の瞑想わたしもしたことある。、猫と

Posted by ブクログ

2024/07/21

半分生きてて半分死んでいる。 主人公・ミミを含め吹上町に住むミミを取り巻く人々はみんなそんな感じ。 つねに生と死の境目にいて、それぞれにやり方は違うけど、人間界の中でいわゆるシャーマンのような役割を担っている。 第五話で完結(予定だったと思う)のこの小説。この第四話は「つなぐ」...

半分生きてて半分死んでいる。 主人公・ミミを含め吹上町に住むミミを取り巻く人々はみんなそんな感じ。 つねに生と死の境目にいて、それぞれにやり方は違うけど、人間界の中でいわゆるシャーマンのような役割を担っている。 第五話で完結(予定だったと思う)のこの小説。この第四話は「つなぐ」位置づけなのだろうか。美鈴(霊能力者、訳あって喋れない)に大きな変化はあったものの、それ以外の変化は大きくなく、どちらかというと思想や哲学的な要素が強かった。 簡単に言えばみんな変(褒め言葉。笑) 「普通」の人間なら受け容れられないし許さないよね、というようなこともむしろ喜んで受け容れたりしていて、そういうのって通常の場合は時とともに気持ちも変化していくかも…と思うけど、吹上の人々に関してはそれもないだろうな、となぜか確信を持って思える感じ。 ここまでの流れがあるシリーズものの感想なので抽象的になってしまうけど、「あぁみんないいな、みんな好きだな」って思う。 自分を肯定して自分らしく生きるって難しいし、我慢のない場所に行くことに罪悪感を覚えてしまう、私たちはそういう世界に生きている。 でも、果たしてそうなのか?ということも考える。自分で難しくしてるだけで、本当は簡単なことなのかも、って。 このシリーズを読んでいるとそういうことをするっと思う。自分を肯定して、関わる人たちを肯定して生きる、奇妙なのに優しい世界だから。

Posted by ブクログ

2024/03/09

この、新しい生命の誕生する第四話だけが前回借りられずお預けになっていたのだけれど やっと読めた! あとがきにあるように、現実世界で中島さんが亡くなってからの文章はこの世の幻想やちっぽけさ、果樹園においても、明るい中でも真意に迫るものばかり。吹上町がどこかにある事を思うと、わたしも...

この、新しい生命の誕生する第四話だけが前回借りられずお預けになっていたのだけれど やっと読めた! あとがきにあるように、現実世界で中島さんが亡くなってからの文章はこの世の幻想やちっぽけさ、果樹園においても、明るい中でも真意に迫るものばかり。吹上町がどこかにある事を思うと、わたしも日常を緩やかに和やかに大切に過ごせる気がしました

Posted by ブクログ

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