商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2022/10/21 |
JAN | 9784562072149 |
- 書籍
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イチジクの歴史
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イチジクの歴史
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あまり目立たない存在だが、長い歴史を持っている食べ物にイチジクがある。 現在存在しているイチジクの木は、野生のカプリイチジクがもとになっていて、人間が改良したものだった。 食用イチジクの歴史をたどると、約6000年前にさかのぼるそうだ。 聖書にイチジクの葉...
あまり目立たない存在だが、長い歴史を持っている食べ物にイチジクがある。 現在存在しているイチジクの木は、野生のカプリイチジクがもとになっていて、人間が改良したものだった。 食用イチジクの歴史をたどると、約6000年前にさかのぼるそうだ。 聖書にイチジクの葉っぱで特定の部分を隠すなんて記述があるくらいだから、昔からある。 イチジクを薬用として利用するのは、中東からはじまりヨーロッパや北米へと広がっていった。 アメリカや北ヨーロッパでは、イチジクが強力な下剤として使われ、イチジク・シロップという名前で知られるようになった。 しかし、主な有効成分はセンナで、しかもセンナとルバーブの混合物を使っていたまがい物も出回っていたそうだ。 著者は「イチジクは、金持ちと貧乏人の食べ物を分け隔てる大きな溝の両岸に位置するめずらしい食べ物のひとつだ」と評している。 北ヨーロッパでは、イチジクは希少価値が高かかったが、南ヨーロッパでは複雑だった。 見慣れているので価値がないとされる一方でエキゾチックで繊細なために王への贈り物としてふさわしいと2つの顔を持っていた。 「炎上上等」を売りにしている有名人でもないのに、イチジクも本人の意図しないところでいろいろなことを言われて大変だな。
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12月14日新着図書:【「植物学における変わり種」という表現が大げさではないイチジクの起源から現在までを、食を中心とした文化史も交えて解説しています。】 タイトル:イチジクの歴史 請求記号:620:Su URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/web...
12月14日新着図書:【「植物学における変わり種」という表現が大げさではないイチジクの起源から現在までを、食を中心とした文化史も交えて解説しています。】 タイトル:イチジクの歴史 請求記号:620:Su URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28206298
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