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兎の島
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兎の島

エルビラ・ナバロ(著者), 宮﨑真紀(訳者)

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兎の島

3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2022/10/07
JAN 9784336073631

兎の島

¥3,520

商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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2024/10/30

所謂ジャパニーズホラーとは違って訳者あとがきに書かれているように「幻想文学」 怖い!ではなくてどこからが妄想なのか、現実なのか。このまま続くのか的な不安と恐怖。

Posted by ブクログ

2024/10/14

鳥を始末させるために小島に放たれた兎の異様な変容を描く短編の表題作を始めとして、幻想と現実が入り交じった不可思議なシチュエーションの短編が集められた作品集。 わけのわからなさ、きわめて難解な風景の中から仄見える、現実で抱える恐怖や哀しみが時折スパイスとなって胸に刺さってくる、そ...

鳥を始末させるために小島に放たれた兎の異様な変容を描く短編の表題作を始めとして、幻想と現実が入り交じった不可思議なシチュエーションの短編が集められた作品集。 わけのわからなさ、きわめて難解な風景の中から仄見える、現実で抱える恐怖や哀しみが時折スパイスとなって胸に刺さってくる、そんな話が多いように感じました。 そのわけのわからなさにまったく感応できないままのお話もあったのですが、その置いてけぼり感というか、何を見せられたのだろうという茫然とした感覚もまた面白いものだな、とも自分は感じられました。なかなか不思議な後味のある短編集でした。

Posted by ブクログ

2024/07/28

シュールな読み心地の幻想短編集。わけもなく不安で不穏、そしてぼんやりとした恐怖感を味わえる作品が多いです。 表題作「兎の島」が一番怖い作品でした。そして一番わかりやすくもあったかも。兎の可愛いイメージを払拭してしまうような物語なのだしラストも残酷なのだけれど、どこかしら美しい光景...

シュールな読み心地の幻想短編集。わけもなく不安で不穏、そしてぼんやりとした恐怖感を味わえる作品が多いです。 表題作「兎の島」が一番怖い作品でした。そして一番わかりやすくもあったかも。兎の可愛いイメージを払拭してしまうような物語なのだしラストも残酷なのだけれど、どこかしら美しい光景を想像してしまいます。 「最上階の部屋」も嫌な物語でした。精神的に嫌なものがじわじわ来ます。「歯茎」も気持ち悪くて嫌。そもそもこのタイトルがインパクトありましたし。

Posted by ブクログ

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