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綺譚花物語
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綺譚花物語

星期一回収日(著者), 黒木夏兒(訳者), 楊双子(原作)

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綺譚花物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サウザンブックス社
発売年月日 2022/10/11
JAN 9784909125378

綺譚花物語

¥1,760

商品レビュー

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2023/06/01

深澤真紀さんが台湾を語られていた時紹介されていた。 歴史的背景プラス百合プラス美しい漫画ということで読んでみた。アンソロジーで短い物語四作品とおまけの番外編四コマ漫画、 編集後期には原作楊双子さん編集の順心さんのクレジットあり、成り行きとして双子さんの原作短編小説の漫画化という企...

深澤真紀さんが台湾を語られていた時紹介されていた。 歴史的背景プラス百合プラス美しい漫画ということで読んでみた。アンソロジーで短い物語四作品とおまけの番外編四コマ漫画、 編集後期には原作楊双子さん編集の順心さんのクレジットあり、成り行きとして双子さんの原作短編小説の漫画化という企画であること、本書もそうであろうと思って読んでいたが、原作の作品背景、歴史、時代考証のレベルが高いこと(これ、ほんとにすごいです!!)が記されている。巻末には訳者注もあり素晴らしい一冊。 扉の、地上にて永遠にのフルカラーイラストも美しい。 地上にて永遠に 地上的天國 冥婚というふしぎなしきたり、難しい家系、理解が難しい作品なれど台湾のキリスト教徒、台湾の死者、地縛霊、位牌などの考え方や風習、知ることができるが理解が難しい作品 乙女の祈り これは、日本統治時代の街の様子、地図のごとく正確に街並みが描かれているようで敬服する。今の地図と合わせて台北を歩いたら面白そうだ。水源地の鹿の迷信妄想、それは現実の女子のおかれた厳しさ辛さを代弁するもの 他の物語も、迷信や霊などに縛られながら実は現実の制度差別に縛られている女性たちの、心の自由心だけは自由に、という思いに溢れる作品。 最後の夢の通い路のみ、現代が舞台で、妖怪巡りをする2人の女子の物語、わかりやすくトーンも明るい。祠の祭壇の下にあると言う、様々な虎爺フーイエをみてみたい。 すべてのものが形や名前を持っているわけではない。言葉では説明できないものもあるし、形を描けないものもある形や名前がなく説明することも笑にすることもできなくても、確かに存在しているものがあると若いふたりが会話する。愛がさりげなく溢れるシーン。 台湾旅行の時街歩きの参考にもなる、美しい一冊。

Posted by ブクログ

2023/04/10

大学の教授に借りた、台湾のいくつかの百合小説を漫画化したもの。 LGBTQの活動が盛んな台湾だからこその作品、性別がどうであれ通じ合う心は綺麗だなあ、と。

Posted by ブクログ

2022/10/25

昭和11年、日本統治下の台中を舞台にした二つの旧家と三組の女性たちの愛と数奇な運命、そして現代に移っての二人の女性の話。旧い時代の女性たちの背負う運命のk過酷さ、それと結びつくような妖怪・幽霊譚、翻弄と戸惑いと献身、それらが女性たちを結びつける。百合であり百合でなくと言うと語弊が...

昭和11年、日本統治下の台中を舞台にした二つの旧家と三組の女性たちの愛と数奇な運命、そして現代に移っての二人の女性の話。旧い時代の女性たちの背負う運命のk過酷さ、それと結びつくような妖怪・幽霊譚、翻弄と戸惑いと献身、それらが女性たちを結びつける。百合であり百合でなくと言うと語弊があるようだが、民俗好きの心をくすぐるファンタジックさの中に女性の尊厳も考えたくなる良書。

Posted by ブクログ

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