商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2022/10/03 |
JAN | 9784642084192 |
- 書籍
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足利成氏の生涯
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足利成氏の生涯
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商品レビュー
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初代古河公方・足利成氏について、その実像を再考しようとする内容。生涯の多くを占める戦乱との関わりは勿論のこと、古河における領域支配体制や城下の都市的性格、文化・宗教といった社会的環境の追求といった多様な内容が興味深かった。
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兄弟の動向、古河府の構成、自然環境、社会環境、文化的環境など幅広い視点から足利成氏の生涯を見直した本になります。 著者の堅実な姿勢には大変共感しました。
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現代の歴史研究において”関東の戦国時代の始まり”とされる享徳の乱を引き起こした五代鎌倉公方にして初代古河公方の足利成氏。享徳の乱において誰と誰が戦い、乱がどのように推移していったかなどは沢山語られるようになったが、当事者の生涯や古河における体制、周辺環境や宗教や文化との関わりまで...
現代の歴史研究において”関東の戦国時代の始まり”とされる享徳の乱を引き起こした五代鎌倉公方にして初代古河公方の足利成氏。享徳の乱において誰と誰が戦い、乱がどのように推移していったかなどは沢山語られるようになったが、当事者の生涯や古河における体制、周辺環境や宗教や文化との関わりまで触れられていて、これがまた面白い。 簗田氏が成氏を大きくバックアップしていたのは知っていたが、栗橋の野田氏や幸手の一色氏、武蔵騎西の小田氏や武蔵菖蒲の佐々木氏などこれまた興味深い面々が周りを固めている。また、栃木県民としては彼の兄で義氏と名乗ったかもしれない成潤が日光山衆徒と結託しウロチョロしていたのが大いに気になった(後に衆徒が山中から没落し各地を徘徊した為、不穏分子として落人対策までされている)
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