商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社 |
発売年月日 | 2022/10/04 |
JAN | 9784074502301 |
- 書籍
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こう見えて失語症です
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こう見えて失語症です
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4.2
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家族視点で書かれた失語症コミックエッセイ。 オットが脳出血から失語症に。 入院からリハビリ、その後の職場復帰までの道程を(主にツマである米谷瑞恵さん視点で)まとめた一冊です。 コミックで出来事のあらすじを提示しておいて、その後に文章での詳細説明が入るのが本書の親切ポイント。 文...
家族視点で書かれた失語症コミックエッセイ。 オットが脳出血から失語症に。 入院からリハビリ、その後の職場復帰までの道程を(主にツマである米谷瑞恵さん視点で)まとめた一冊です。 コミックで出来事のあらすじを提示しておいて、その後に文章での詳細説明が入るのが本書の親切ポイント。 文章読むのが苦手な人は、極端に言えばコミックだけ飛ばし読みしても大体の内容が分かるようになっています。 これも失語症の「オット」を日常的に傍で見ているツマのちょっとした工夫?(だったらいいなと思ってます) 失語症というと、「言葉がわからない」「言葉が出てこない」というざっくりした認識だったのですが、前に言った言葉がその後も繰り返し出てきやすい「保続」、見つからない言葉を遠回りして説明する「迂言(うげん)」など、様々な症状があるんですね。「ひらがなより漢字の方が理解しやすい」なんて全く知らなかったので、この本を読んでいなかったら私も「ひらがなの方が分かりやすいだろう」と思っていただろうな~、と自分の平凡ぶりに笑いました。 様々なことが自分でも不安な筈なのに、ファミレスで指差し注文したり、自ら失語症を初対面の人にカミングアウトしたり、自分のトリセツを作って手渡したりと、いい意味でマイペースなオットさん(私だったら出来る自信ないです)。 オットさんの性格が回復を早めたというのも大いにあるんじゃないかなと感じました。 それから、回復には趣味や推しが大きな力になると再確認。私も趣味は大切にしよう、と改めて思いました。 (私の場合は読書なので、失語症になると厳しそうですが……)
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夫がある日突然脳出血で倒れ、後遺症で失語症になった。その後の日々を漫画とエッセイで描いた作品。 47歳で脳出血、失語症は若いし、仕事や生活は大変なのではと思うけど、この夫婦はとにかく楽天的であるがままを受け入れてる。それどころか妻(著者)はそれをきっかけに51歳で言語療法士の資格...
夫がある日突然脳出血で倒れ、後遺症で失語症になった。その後の日々を漫画とエッセイで描いた作品。 47歳で脳出血、失語症は若いし、仕事や生活は大変なのではと思うけど、この夫婦はとにかく楽天的であるがままを受け入れてる。それどころか妻(著者)はそれをきっかけに51歳で言語療法士の資格まで取ってしまう。 自分がその障害を持っていたら外出もしなくなりそうだし、ネガティヴにしか暮らせないだろうと思うのに、この夫さんはどんどん外に出て行くし、スタバでカスタマイズした飲み物もオーダーする。人に会って会話する事も厭わない。「話をした方が自分の状態をわかってもらえるから」と。 すごい思考だなと思うし、尊敬する。 失語症とはどんな病なのかの説明書としても、読み物としても面白かった。
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失語症という病気について知ることができてよかった。発症した旦那さまが、常に「自分」の状況を把握し、背伸びせず、かといって悲観もせず生きていらっしゃることが素敵だった。しかし、4コマ漫画で描かれた内容が、そのまま次のコラムに出てくるので、「まんがの存在…」となったのは事実。
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