![GENESiS この光が落ちないように 創元日本SFアンソロジー](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001989/0019899944LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/09/30 |
JAN | 9784488018481 |
- 書籍
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GENESiS この光が落ちないように
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GENESiS この光が落ちないように
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
GENESIS、これで終わっちゃってたんだ。いや、正確には年に一度の雑誌『紙魚の手帖 SF特集号』に生まれ変わっていたんだ。あらほんと、創元のホームページ見たら去年の夏に出てる…しかも私の好きな作家さんの名前が並んでいる。買っ…、買っちゃうかも。紙魚の手帖、手を出すとズブズブい...
GENESIS、これで終わっちゃってたんだ。いや、正確には年に一度の雑誌『紙魚の手帖 SF特集号』に生まれ変わっていたんだ。あらほんと、創元のホームページ見たら去年の夏に出てる…しかも私の好きな作家さんの名前が並んでいる。買っ…、買っちゃうかも。紙魚の手帖、手を出すとズブズブいきそうだから見て見ぬふりしてきたのに。 佛のやつをのぞいて、易しくやわらかいタイトルが揃った。ついていけないで挫折するものなく全て楽しめた。 ■八島游舷『天駆せよ法勝寺[長編版]序章 応信せよ尊勝寺』 「佛パンク」、物理学ならぬ佛理学の力で九重塔が宇宙へ飛び立つ…というような世界観に、少年の夢や成長や葛藤など。難しいかと思ったが楽しめた。(字面が良い、というか仏教用語に慣れていない身としては、字面くらいでしか味わえない。と、オーディオではない字の本の良さも実感。) ■宮澤伊織『ときときチャンネル#3【家の外なくしてみた】』 あははと読める。作者は冒険企画局所属らしい。 ■菊石まれほ『この光が落ちないように』 私もSF読み慣れてきたのか、世界設定の説明を読み解かねばならない冒頭部分では、あーはいはいそれ系ねみたいなローテンションになるのだが、中盤で意外な場面転換があり、終盤でまさかの真相、読了時にはすっかり目が覚めた。 ■水見稜『星から来た宴』 ある種の音楽がとても好きなんだな、ということは伝わる。時代錯誤かなとは思うが。 ■空木春宵『さよならも言えない』 空木さんの作品を読むのは三作目、いずれもGENESISにて。どれも不思議に好きだったが今回も。「オバ様」という呼び方、いいな。 ■笹原千波『風になるにはまだ』〔第13回創元SF短編賞受賞作〕 ファッションもの、年の離れた二人の女性の交流、という要素がひとつ前の作品とかぶったが、似ているどころか違いが際立って面白かった。一番好きだったかもしれない。
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SFって面白いんだなと再認識させられるSF短編のアンソロジー。収録作品の「応信せよ尊勝寺」はバカもここまでやれば清々しい感じがする。「家の外なくしてみた」は文字だけでYouTubeを見ている感覚になる不思議な作品。「さよならも言えない」は異星人と外見と世間体みたいなものをSFで描...
SFって面白いんだなと再認識させられるSF短編のアンソロジー。収録作品の「応信せよ尊勝寺」はバカもここまでやれば清々しい感じがする。「家の外なくしてみた」は文字だけでYouTubeを見ている感覚になる不思議な作品。「さよならも言えない」は異星人と外見と世間体みたいなものをSFで描く。常識や自分らしさを異星人世界を通してみることで、現在の自分と周りのことについて考察できる。「風になるにはまだ」は個人的に最も好きな作品だ。バーチャル化した女性が学生時代の友人とパーティーをする。バーチャルな人間は他人の体を借りてパーティーに参加するのだが、その二人の心の描写とバーチャルからの物理世界の描写がリアルで気持ちが良い。
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表紙がキレイで手に取った。 どれくらい振りのSFか?というくらい浦島太郎の気分。 しばらくSF読んでなかったかもな… VRとかテクノロジー寄りなんだな。
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