商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2022/09/26 |
JAN | 9784562072101 |
- 書籍
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図説 お菓子の文化誌百科
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図説 お菓子の文化誌百科
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
タイトル詐欺。 イギリスを中心とした、歴史上〜現代のお菓子やそのメーカーが紹介されまくるが、図説・写真が少なすぎ。アホか。 イギリス文化圏では常識なのかもしれないが、「あの有名な」みたいに「知ってて当たり前」的調子で書かれても、馴染みがなく全く理解できない。しかもそんな箇所ばっか...
タイトル詐欺。 イギリスを中心とした、歴史上〜現代のお菓子やそのメーカーが紹介されまくるが、図説・写真が少なすぎ。アホか。 イギリス文化圏では常識なのかもしれないが、「あの有名な」みたいに「知ってて当たり前」的調子で書かれても、馴染みがなく全く理解できない。しかもそんな箇所ばっか。 特定文化圏のお菓子の本でしかない。 訳者の方にはもう少し頑張っていただきたかった。
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お菓子の嫌いな人はほとんどいないだろう。 そんなお菓子好きにはたまらないのが今回の本だ。 先史時代から現代にいたるまでのお菓子を事例と図版で知ることができる。 それだけに分厚い本になっている。 8000年以上に渡る砂糖菓子の歴史を書きだした「...
お菓子の嫌いな人はほとんどいないだろう。 そんなお菓子好きにはたまらないのが今回の本だ。 先史時代から現代にいたるまでのお菓子を事例と図版で知ることができる。 それだけに分厚い本になっている。 8000年以上に渡る砂糖菓子の歴史を書きだした「甘いタイムライン」から始まる。 紀元前8000年に先史時代の壁画に書かれたハチの巣があったそうだ。 「甘味に関する」最初の資料が、バレンシア近くにある石器時代の洞窟壁画にあった。 どんな壁画なのか気になる。 壁画にはぶどうの蔓にぶら下がる穴住人がミツバチの巣を取ろうとしている様が示されている。 いつの時代も甘いもの好きの甘ちゃんはいるなあ。 あの白くてフニフニしたマシュマロは、1900年に誕生した。 マーシュ・マロウ(ウスベニタチアオイ)のねばねばした根を使って作られた中世の薬をフランス人の菓子職人がまねをして作ったのがマシュマロ。 たちまち世界中をとりこにしたとある。 薬からお菓子とは意外な転身を遂げたなあ。 お菓子には表の顔もあれば、ダーク・ベイダーのように闇の顔もある。 かつては奴隷を使っていたり、今でも原材料を生産する人に対して、公正な対価を支払うように促すフェアトレードが話題になるくらい、まだ安い賃金で使われている人たちがいる。 酸いも甘いも知るお菓子の世界だけに歴史を振り返るといろいろあるので、索引を含めると369ページになっている。 お菓子について昔こんなことがあったぐらい知っておいてもいいかと思う。
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先史時代の甘味料に始まり、現代の大量生産に至るまでの、 甘味と菓子の歴史を、豊富な事例と共に詳細に解説。 但し、イギリス中心な内容。様々な問題には容赦ない記述。 全21章。補遺I~II、参考文献、索引有り。全体で370ページ! 古代からのハチミツ、果物での甘味の歴史は、 インド...
先史時代の甘味料に始まり、現代の大量生産に至るまでの、 甘味と菓子の歴史を、豊富な事例と共に詳細に解説。 但し、イギリス中心な内容。様々な問題には容赦ない記述。 全21章。補遺I~II、参考文献、索引有り。全体で370ページ! 古代からのハチミツ、果物での甘味の歴史は、 インドのサトウキビからの砂糖の始まりへ。更には甜菜も。 ハチミツよりも健康的な食べ物とされ、薬から甘味料、菓子。 様々な砂糖菓子の起源とブランドの歴史の、数多きこと。 だけど、欧米、特にイギリス国内の事例多し。 チューインガムの起源は新石器時代に遡り、 チョコレートはアステカの儀式から。 クエーカー教徒のチョコレート・メーカーの事。 ロックって金太郎飴みたいだけど、画像が無いから分からない。 というか、ほとんどの菓子の画像が無いのが、残念至極。 日本は、ボンタンアメ、金平糖、江戸時代の菓子屋の画像、 そしてmeijiの生産終了したチョコと放射性セシウム問題の記述。 そう、甘いだけではない、甘味料とお菓子の黒歴史も。 生産過程での奴隷による労働や児童労働。女性の権利。 人種差別的な包装紙のデザインや名称。 アヘンチンキやモルヒネ、カリ等の有毒物質入りの菓子。 ラジウムチョコやウラニウムチョコがあったなんて! 甘い薬が子供のアスピリン中毒になったことも。 大戦中の配給制度は砂糖などの供給不足だけではない。 砂糖は弾薬に含まれる化学物質に反応を起こして爆発することも。 唖然としてしまう食品偽装の数々。ゴミ入りの菓子が横行。 砂糖の過剰摂取による人体の危険は、現在も。 そして現代はフェアトレードの時代へ。 最後の方の章に音楽や文学での砂糖菓子があって、 ポップやロック音楽での紹介が多いのは興味深かったです。 『黄金狂時代』でチャップリンが食べた靴底は リコリス製というのも初めて知りました。
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