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ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 幻冬舎新書664
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/09/21 |
JAN | 9784344986701 |
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ウクライナ戦争と米中対立
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ウクライナ戦争と米中対立
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
ロシアによるウクライナ侵攻、また今後起こりうるといわれる台湾有事の予測など、昨今の国際情勢について、著者が複数名の専門家と対談する。本書は主にアメリカとロシア、中国の関係を中心に語っており、それによると、ロシアと中国は日本を半植民地と見なす、つまりアメリカと同盟国を結んでいるこ...
ロシアによるウクライナ侵攻、また今後起こりうるといわれる台湾有事の予測など、昨今の国際情勢について、著者が複数名の専門家と対談する。本書は主にアメリカとロシア、中国の関係を中心に語っており、それによると、ロシアと中国は日本を半植民地と見なす、つまりアメリカと同盟国を結んでいることは完全な主権を確立していないと考えている。また日本のロシアに対する性善説は江戸時代末期からあり、実際に日露戦争の直前、桂太郎が英国と同盟を結ぶことに対し、伊藤博文は日露協商を唱えるという事例があった。さらに2022年のウクライナ侵攻時に、ロシアに経済制裁を実行したが、これは短期的に見ると効果は現れないが、相手のコストを上げるという利点があるので、制裁期間が長引くほど、ロシア側は戦争の継続が厳しくなり、そこから停戦交渉が行われると指摘する。 一方で台湾有事での中国の動向についてだが、これは明確な時期は不明であるが、中国人は周年を大事にする文化をふまえると、人民解放軍100年でかつ習近平国家主席3期目の終わりである2027年に注意すべきだという。また米ソの冷戦と異なり、アメリカと中国間には安定した対話の枠組みがないことが懸念される。それに加えて、もし台湾有事が起きた場合、日本はウクライナ侵攻におけるポーランドと同じ立ち位置になること、同時にロシアと北朝鮮の動向に注意すべきなど、他人事でないことがわかる。このように、今後の世界情勢はアメリカ一強の時代ではなく、18、19世紀のような帝国主義、多極的な世界へと変貌する。
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オーディブルで読了。 冷戦ではアメリカとロシアが世界を二分しつつも、コミュニケーションがあった。しかし米中対立では互いにグローバルマーケットにしっかり食い込みつつ、かつお互いのコミュニケーションが無いという構造分析が面白かった。 ウクライナ戦争においてのどっちも悪い論の危うさや、...
オーディブルで読了。 冷戦ではアメリカとロシアが世界を二分しつつも、コミュニケーションがあった。しかし米中対立では互いにグローバルマーケットにしっかり食い込みつつ、かつお互いのコミュニケーションが無いという構造分析が面白かった。 ウクライナ戦争においてのどっちも悪い論の危うさや、9条護持の危うさなど現代日本の世論にも言及してるので、他人事と思わず読むべき本だ。
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プーチンはKGB的な取締りマインドでキャリアをスタート。習近平は偉大な中国の夢の為に終身でやるぐらいの気持ち。プーチンは強権的に取締りすぎたから引退出来ない。
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