商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩図社 |
発売年月日 | 2022/09/16 |
JAN | 9784801306202 |
- 書籍
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宇宙開発の不都合な真実
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宇宙開発の不都合な真実
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
文中にもあるが「宇宙に携わるお仕事って夢やロマンがあっていいですね」って、私含め皆言いがちだが、その時その時の政治(国内、国際)バランスによって、また仕事成果によって予算などもみくちゃになる過酷な現場なのだった。 本来、「いつか来るであろう地球脱出の必要」のために、国を超えて人類...
文中にもあるが「宇宙に携わるお仕事って夢やロマンがあっていいですね」って、私含め皆言いがちだが、その時その時の政治(国内、国際)バランスによって、また仕事成果によって予算などもみくちゃになる過酷な現場なのだった。 本来、「いつか来るであろう地球脱出の必要」のために、国を超えて人類知恵を出し合って技術開発進めるべきだが、各国の私利私欲でままならない現状。宇宙ロケット=軍事ミサイルという力の誇示。人類が生んだ宇宙ゴミの後始末さえ解決できない。 私達が自分事として関心をより一層持たねばならん 。自分たちの身の安全のためにも。
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どの業界でも、同じ構造が起きているんだなと。改めて。 ただ、宇宙産業は軍事と関わりがあるということもあり、思っていたより絶望色が強い。 普段学べない領域だったので面白かった。
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JAXA出身の寺沢淳也氏による宇宙開発の光と影を啓蒙しようとするエッセイ。宇宙条約は政府間で宇宙開発を非独占にしようとしたが、民間企業の資源開発を認める立法を米国、ルクセンブルク、日本も行っている。宇宙資源の存在量推定は正確な統計もなくコスト算定も行われていない、デブリの問題は実...
JAXA出身の寺沢淳也氏による宇宙開発の光と影を啓蒙しようとするエッセイ。宇宙条約は政府間で宇宙開発を非独占にしようとしたが、民間企業の資源開発を認める立法を米国、ルクセンブルク、日本も行っている。宇宙資源の存在量推定は正確な統計もなくコスト算定も行われていない、デブリの問題は実際よりもさらに深刻といった点が記されている。本書で指摘しようとした「不都合な真実」は日本の真実にすぎない。下町ロケットのように実態と乖離した開発実態・成果の礼賛、はやぶさのように探査着陸を予算で制限させたことによる衝突実験の美化は、たしかに日本が解決すべき問題だろう。国際的には宇宙観光も実用化されているなか、宇宙ビジネスとは、Web3のように一部の投資家と開発家だけでまわる経済圏として存在し続けるのではないか。
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