商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/09/20 |
JAN | 9784120055744 |
- 書籍
- 書籍
ええじゃないか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ええじゃないか
¥1,980
在庫あり
商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2024.1 この小説を読んで、アメリカ大統領選を思い出した。世の中の景気が悪いのはお上のせいだ、資本家のせいだ、自分たちが犠牲になっているとお店を打ち壊して強奪していくのも「ええじゃないか」。時代の流れといってしまえばそれまでですが人間の業を感じさせる娯楽小説でした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幕末の「ええじゃないか」騒動を背景に、騒乱を煽る側を取り締まる側の2視点から、滅びゆく江戸幕藩体制下の落ち着かない日本(三河と京都)を描く。 社会の誰もが、徳川将軍を天とし、士農工商の封建社会をゆるぎなきものと考えていたあの時代と、なんぼ税金を搾り取られても、コロナ失政があっても、ただただ自民党政権が続く現代が重ね写されて仕方ない。 天下に人なし、と踊った後、100年を経ず神をあがめて無謀な戦争で国を滅ぼしかけた歴史を考えると、天下に人なし、の現代日本は、また新たに回天があって神をあがめて滅んでいくのだろうか? そういや維新や新選組やと、妙にきな臭い名前の集団が既得権益と争っているなぁ。くわばらくわばら
Posted by
幕末の混乱のなか回天の象徴としてのええじゃないかを追うなかで新たな時代の行き先に惑う人々がリアルに描かれていてとてもおもしろい。
Posted by