商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/09/13 |
JAN | 9784344937079 |
- 書籍
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許す生き方
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許す生き方
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他者や自分を許せるようになるといろいろ良いよね、という本。経営者である著者が、とあることをきっかけに人を許すようになったことを土台として書かれている。 タイトルである「許す生き方」は本当にいいなと思う。そういう生き方をしていきたい。 ただ本の内容全てに賛同できるかというと、うー...
他者や自分を許せるようになるといろいろ良いよね、という本。経営者である著者が、とあることをきっかけに人を許すようになったことを土台として書かれている。 タイトルである「許す生き方」は本当にいいなと思う。そういう生き方をしていきたい。 ただ本の内容全てに賛同できるかというと、うーんどうだろう。この本では「他責マインドをやめて自責マインドを持とう」や「会社の失敗を自分の失敗と思おう」など、言葉をそのまま安易に受け取ると自己犠牲的な方向に向かってしまいそうな側面もある。 個人的には(最近つくづく思うことだけど)、バランスが大事だと思う。 例えばコミュニケーションのトラブルが起きた時、100%どちらかが悪いなんてことはあり得ない。伝え方と受け取り方、どちらにも原因は少なからずある。その比率が70:30の時もあれば、99.9:0.1の時もある。しかもその割合は解釈でいくらでも変わり得てしまう。 大事なのは、どちらの割合が大きいかで争うのではなく、「自分にも悪いところがあったかも」と疑える意識を持つことだと思う。 全てを他責にするのは傲慢だし、でも全てを自責として受け止める必要もなくて、「きっもどちらにも原因があったよね」「少なくとも私にも原因があったよね、ごめんね」というバランス感覚でいいんじゃないかと思う。“曖昧さを認める”みたいなことかもしれない。 そういう意識を持てるかどうかは、この本でも触ている通り、“自分自身を許せるかどうか”にかかっている。完璧な自分以外認められないと、どうしても自分にも責任があるなんて絶対に認めたくない。だからこそ他責マインドがはしりだす。 「自分は(というか人間誰しも)常に不完全で、エラーを起こし、迷惑をかける生き物である」そんな感じの心持ちで、息をするように気軽に「ごめんね」と「ありがとう」を多用していく。それがつまりは「許す生き方」なんじゃないかと思いました。
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