商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光村教育図書 |
発売年月日 | 2022/09/01 |
JAN | 9784895722933 |
- 書籍
- 児童書
びんにいれてごらん
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びんにいれてごらん
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
はいるはずのないものをびんに入れてとっておきたい。 私の部屋の中は、形のあるものでいっぱいだけど、それを見て思い出すために集めている。 びんを開けると音や匂いや色が出てきたら楽しいだろうな。
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- ネタバレ
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うさぎのルウェリンが集めるた大切な物。 びんに入れたものは、ふたを開けると楽しい思い出がよみがえるのです。 親友のエブリンとの楽しい時間、たくさんのびん。 親友のエブリンが引っ越してしまい悲しみにくれ、びんはからっぽになってしまします。でも、思い出は色あせません。ルウェリンとエブリンの交流は続きます。 人と人との交流は互いに思いやり続けようとすると、どんな形、手段でもつながることができるんだなと思える一冊です。 子どもの頃、ビー玉だったり貝殻だったり、ビーズだったり、布だったりなにか物を思い出がありますね。短期間だったりするんですが、きっかけがあって、集めてみようかなと思い立ちます。そんな子ども時代を思い出しました。 この物語、勝手にルウェリンとエブリンのハッピーエンドで、二人の将来の姿が描かれるのかなと終わりを想像して読んでいたら、いえいえ、ルウェリンはある日男の子マックスと出会います。そして、ひとつあまっていたびんはマックスにと。 で終わったので、勝手な想像してすみませんと思ってしまいました。 そうですよね。日々新しい出会いと思い出が積み重なっていくのです。 つい、スマフォで写真撮って満足してしまいますが、ルウェリンとエブリンのように互いを思い、びんを送り合う、その時間が素敵です。 彩りもきれいで、ふだん忘れがちな何気ない出来事について、はっと気付かされます。実際にびんに集めるのは難しいですが、心のびんにいろんな思い出を入れていきたいですね。
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ルウェリンは いろんなものを びんに いれて あつめていました。 あとで びんの なかを のぞくと、 きれいな けしきや たのしかったことを はっきりと おもいだせるからです―――。 子どもの頃、何かを集める趣味はありませんでしたか? また、あなたのお子さんは、何かを集めてい...
ルウェリンは いろんなものを びんに いれて あつめていました。 あとで びんの なかを のぞくと、 きれいな けしきや たのしかったことを はっきりと おもいだせるからです―――。 子どもの頃、何かを集める趣味はありませんでしたか? また、あなたのお子さんは、何かを集めていますか? 子どもって、どうしてあんなに収集癖があるのでしょう。 あくなき好奇心でしょうね。 この絵本の主人公のルウェリンも、瓶にすてきなものを集めています。 きんぽうげの はな。 とりの はね。 ハートの かたちの こいし。 あるひの ゆうがた。 そらも うみも、 さくらんぼシロップいろに そまりました。 ルウェリンは びんを たくさん もって、 うみべに はしっていきました。 すると、ゆうやけを うっとり ながめている おんなのこが いました。 エブリンという なまえだそうです。 ルウェリンはエブリンにびんをひとつあげます。 ―――そこから、すてきな展開が待っています。 読んでいると、心があたたかくなってきます。 分かち合うことの大切さ、楽しさ。 ルウェリンはエブリンにびんをあげたのだけれども、それだけじゃなかったんですね。 図書館にこの本が表紙を向けて置かれていて、「絵が可愛い」と気に入って借りてきました。 絵というより、イラストレーションと言いたくなるような絵ですね。 作者はデボラ・マルセロさん。 絵画を学んだ後に、教師となり、子どもと関わるうちに、子どもの本の作家にな決意をしたそうです。 この方の赤が好きですね。 涼やかな赤。 姉妹編もあるようなので、読んでみたいです。
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