商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/09/05 |
JAN | 9784048931083 |
- 書籍
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レゾンデートルの誓い
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レゾンデートルの誓い
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
楪一志さんのデビュー作、レゾンデートルの祈りの続編であり、祈りで登場した東峰渚がアシスターとして出会う人々との物語。 人によって、生きている意味はそれぞれ違って、それに正解はなくて。逆に「全て正解」という言葉が心にグッときた。安楽死してほしくない、でもそれはこちらの我儘なのか、安...
楪一志さんのデビュー作、レゾンデートルの祈りの続編であり、祈りで登場した東峰渚がアシスターとして出会う人々との物語。 人によって、生きている意味はそれぞれ違って、それに正解はなくて。逆に「全て正解」という言葉が心にグッときた。安楽死してほしくない、でもそれはこちらの我儘なのか、安楽死希望者の意思を尊重したくても感情も入り込みながら関わっていく渚の姿がとても印象深い。 大切な人が安楽死を希望したら、自分はどうするか、すごく考えさせられた。安楽死制度は辛さを独りで抱え込んでいる時の唯一の逃げ道であり、そこで関わるアシスターが一緒に自分の心の核のような部分を探してくれる、すごく優しい世界だと感じた。自分の生きている意味を改めて考えさせられる一冊、祈りの続編の誓い、とても好きです。
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人との向き合い方、自分の気持ちとの向き合い方を考えさせられる。 安楽死希望者が死のうとするのをアシスターが引き止めようとするっていう構図がこびりついてる。物語世界の設定とアシスターの役割の矛盾をどうしても感じてしまう。アシスターは中立な立場にあって、苦しみや不安から解放してあげる...
人との向き合い方、自分の気持ちとの向き合い方を考えさせられる。 安楽死希望者が死のうとするのをアシスターが引き止めようとするっていう構図がこびりついてる。物語世界の設定とアシスターの役割の矛盾をどうしても感じてしまう。アシスターは中立な立場にあって、苦しみや不安から解放してあげる存在なんじゃないのか。 あと主人公が事あるごとにいちいち謝るから少しイラッとする。俺も結構謝っちゃうから、イラっとされてるんかもしれん。そこまで他人て気にしてないのかもしれない。気をつけたい。 とはいえ小説全体で感情移入はしやすい。 死が悪で生が善とは必ずしも言い切れないんかもね。
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きっと優しい作者が優しい気持ちで、つらい人に読んでほしいと思って書いたんだろう。綺麗な文章で美しい景色が目に浮かぶけれど、全く心に響かない。残念ながら美しい作文に思える。生命を描くなら美しいだけでは語れないと思います。
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