商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 一迅社 |
発売年月日 | 2022/09/01 |
JAN | 9784758094870 |
- 書籍
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婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります
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婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります
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最初は女性に慣れていない感じのロワールが生真面目すぎるアメリアに振り回されながらも恋心を育んでいく高校生くらいの恋愛を見ている感じで微笑ましく見ていたら、なかなかどうして。 嫉妬心を隠さなくなってきた辺りから、彼の言動がレベルアップ。 魔術師の愛は重いのだ。 一度懐に入ると、独り占めしたくて堪らなくなるようだ。 そんな彼でも全面的に受け止めるアメリアの懐の広さよ。 嫉妬も嬉しい、服を破かれても彼の心の安定に必要なら服も本望だろうと笑えるアメリア、聖母様か。 ロワールは魔力が高すぎるゆえに自分を受け止めてもらえる女性が出てくるとは自他共々思っておらず、魔力酔いもせず奥の奥まで触れ合えるアメリアはまさしく運命の相手で奇跡の出会い。 愛が暴走するのもやむなしだろう。 元婚約者と彼を奪った相手へのざまあ展開が本編にはなかったところ、番外編で補完が。 元婚約者は予想以上に残念な内面だったし、奪った相手に至っては……他者を真似て、他者に自身の指針を委ねている人は、それを失った時、こんなに脆いと思い知らされた。 二人とも、自分の足でしっかり立って欲しいと思う。 そんな二人ときちんと別れという区切りをつけたアメリアは、その後心置きなくロワールに愛されまくる未来へ一直線。 子どもたちにも囲まれて賑やかな未来まで読めて満足できました。
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