1,800円以上の注文で送料無料

ジプシー・ロマンセ集 カンテ・ホンドの詩
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

ジプシー・ロマンセ集 カンテ・ホンドの詩

フェデリコ・ガルシア・ロルカ(著者), 細野豊(訳者), 片瀬実(訳者), 久保恵(訳者)

追加する に追加する

ジプシー・ロマンセ集 カンテ・ホンドの詩

2,640

獲得ポイント24P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思潮社
発売年月日 2022/08/12
JAN 9784783727910

ジプシー・ロマンセ集 カンテ・ホンドの詩

¥2,640

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/05/17

★緑よ緑おまえが欲しい。(p.25) ▶「ジプシー」という語は今では差別語となっており「ロマ」と呼ばれるようですが、(少なくともかつての)日本人は「ジプシー」にむしろ憧れめいたイメージを抱いており肯定的だったような気がします。謎めいた人びと、風の民、旅と夜と月と音楽と焔と占いと踊...

★緑よ緑おまえが欲しい。(p.25) ▶「ジプシー」という語は今では差別語となっており「ロマ」と呼ばれるようですが、(少なくともかつての)日本人は「ジプシー」にむしろ憧れめいたイメージを抱いており肯定的だったような気がします。謎めいた人びと、風の民、旅と夜と月と音楽と焔と占いと踊りと情熱と生と死と自由と、楽観的であり絶望的でもある。スナフキンなんかに対する憧れにも近いような。とまあ、そういう感覚で読み始めましたがイメージに狂いは生じませんでした。 【簡単なメモ】 月よ逃げてよ、月よ、月。(p.13) 少女よ、おまえを見るために(p.17) 緑よ緑おまえが欲しい。(p.25) わたしはわたしが探すものを探しに来た、(p.41) もしも影が 煙の建造物を建てるならば、(p.50) 無感動な顔の子どもたちが 岸辺で裸になる、(p.51) 彼のエナメルの靴が 空気のダリアを踏みにじり、(p.54) おおジプシーたちの町よ!(p.80) 夜空は彼らにとって 拍車のショーケースだ。(p.84) ときおり赤いとさかの 冒瀆の言葉が鳴り響いた。(p.90) ギターを作る木材の 明晰であてどのない夢。(p.99) タマルはバルコニーに出て 裸で歌っていた。(p.103) アンダルシアよ、おまえの海に(p.114) ギターは単調に泣く 黙らせることは できない(p.118) 光の大地 大地の空(p.122) 少女は銀の心と 右手に短剣を持っている(p.122) 砂漠だけが 残る 波打つ 砂漠だけが(p.125) おお 嘆きのアンダルシアの 失われた村よ!(p.128) いたるところで ぼくは 心臓に突き刺さった 短剣を目にする。(p.131) 街路灯が震えているよ!(p.133) 誰も彼のことを知らなかったのだ。(p.133) 女は黒いマントを身につけて(p.133)  長いリズムを待ち伏せ それらを迷路のように 螺旋状にする 都市。(p.143) いつでも傷つけるためのセビーヤよ!(p.144) アンダルシアには 長く赤い道がある。(p.160) ホメロスのように 夢中で歌った、彼の声には 光のない海と 搾ったオレンジがあった。(p.170) その後には、 地面に ランプ一つと毛布一枚。(p.172) わたしが死んだときには、 もしそうしたいのであれば 風見鶏の中に葬ってください。(p.177) 死が 酒場に 入って出る。(p.178) 人々はむき出しのギターを抱いて ため息をつく。(p.180) 昨日の夢たちが乙女らを探すが、(p.183)

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品