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はやくしたいふたり(8) マーガレットC
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はやくしたいふたり(8) マーガレットC

日下あき(著者)

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はやくしたいふたり(8) マーガレットC

506

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/08/25
JAN 9784088446721

はやくしたいふたり(8)

¥506

商品レビュー

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2022/08/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

連れ去られる慶一郎に追い縋り一緒にユーリは葛城本家へ…という前フリからユーリだけ座敷牢行きとか、もう本当に色々と予想外なんだけど、少し慣れてきたというか逆に読者の予想を斜め上に裏切る展開が無かったら本作じゃないよねとまで思えるようになってしまったな(笑) 他にも化け物が住まうと思われた葛城本家も性に初心なおじさんばかりが集うアレな場所ってのも予想外だったよ!あんなのが議員や大臣を歴任してるとか、この作品世界の日本大丈夫……? そんなおじさん達でもユーリと慶一郎の恋路に立ち塞がる敵である事は変わりない。ならそんな相手に慶一郎1人が立ち向かうなんて間違いなわけで。あの場面で天井裏から降り立ちキスをぶっかましてやったユーリの侠気は素晴らしい そして指輪に誓う形で一緒に背負っていくと決めたユーリと慶一郎。……この流れで同棲生活が始まるとはやはり予想外な展開だったけども! 突如始まった夢のような同棲生活。輔けの限られた生活でもこれまでのように監視に塗れているわけではない自由な生活 ただ……自由だからこそ見えてしまったのは慶一郎とユーリの覚悟の違い…かな……。ユーリはその生活でようやっとすけべな事ができると思った。慶一郎は新しい生活の中でユーリを守るために資格等を手にしなければと思った 教科書に手を付けず資格ガイド等を並べる慶一郎の姿は頼りになるけど、途轍もなく「これじゃない」と感じてしまったよ… それはユーリにとって幸せかもしれない。でも、慶一郎は…?その点に自力で気付き、そして2人の生活を先に進める為に一歩を踏み出したユーリは立派だね ユーリが1人で向き合うことになった葛城本家の闇……闇なのかな?あれ。まあ、闇なんだろうけど語っている総一郎のノリが深刻且つコメディ調で語られるものだからどうにも実感が…… それでも愛する人と結ばれるために20年我慢した総一郎の苦悶は本物。総一郎の過去は下手をすれば慶一郎とユーリが歩むかもしれない未来 そういった危うさがあっただけに自分達が許される事よりも、慶一郎が幸せになる為にはどうすれば良いかを考えたユーリは総一郎が歩めなかった未来を歩めるのかもしれない その第一歩がまさかの鍋パ……。おまけに肝心の慶一郎が鍋奉行しているとか本当にどういう事なの……?まあ、そのお陰で葛城太郎の人となりが見えたのだから良かったのか…? 慶一郎に突きつけられた究極の選択。ユーリは慶一郎の幸せを考えて身を引こうとしているようだが、そんな道を慶一郎が選ぶようならユーリは慶一郎を好きになったりなんてしなかった筈 ……と思いきや、次巻予告が衝撃の内容なんですけど!最終巻は二人共幸せになるんだよね……?

Posted by ブクログ

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