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自由を求めて冒険へ! 動物たちとの4千キロ冒険記
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自由を求めて冒険へ! 動物たちとの4千キロ冒険記

春間豪太郎(著者)

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自由を求めて冒険へ! 動物たちとの4千キロ冒険記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本標準
発売年月日 2022/08/05
JAN 9784820807308

自由を求めて冒険へ!

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商品レビュー

4.5

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2023/11/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

こんな自由な生き方があるのかぁと憧れる気持ちと、でも正直自分はこんな過酷な旅をしたくないなぁと思う気持ちの両方を感じながら読んだ。 人生を「RPG」のように捉え、その主人公である自分を「レベルアップ」させていくという考え方で生きている春間さん。一度きりの人生、思い切り楽しんでいこうという前向きな気持ちが伝わってきた。そして、失敗と成功を重ねながら着実に冒険スキルを身につけていく様子もすばらしいと感じた。外国語スキル、医療スキル、気象予報スキルなどなど。そういうポジティブな生き方はすごく見習いたい。 今自分に必要なスキルは何だろう。「読書」や「学習」に関わるスキル、教員資格もほしいし、司書教諭もほしい。本の知識、本と子どもをつなぐ技術、読書習慣の形成や本を読む技術を教えられるスキルなどなど。春間さんが、短い年月の間にさくっといろんなスキルを習得していく様子を見ていると、例えば資格取得などに「重い腰を上げて」取り組むのではなく、「あっ必要だな。勉強しよっ!」くらいの軽いフットワークで生きていくような身軽さが必要なのかもしれない。今の自分は、1冊1冊に時間をかけすぎなのかもしれない。もっと多くの本からエッセンスを掴んでいくような学び方が必要なのかもしれない。レベルアップの速度を上げるという視点が。 相棒となる動物たちを心から大切にしている春間さんの姿が印象的で、心を打たれた。「冒険の成功」という観点からは不合理なことでも、動物への愛情を優先しようとするシーンが随所に出てきた。飼い主に虐げられていたロバ「モカ」を引き取ることにしたこと、猫「ラテ」の治療に全力を尽くしたこと、「番犬」を手に入れるはずが、まだ子犬だった「シロ」を預かることにしたことなどなど。病気でラテを失った経験から、医療系の国家資格を取得し、自分で治療できるようなスキルを身につけていたことも、本当に動物が好きなんだなあ、と感動した。動物がどんどん増えていき、「大丈夫かな」という心配も募りつつ、彼らと春間さんの絆の深まりを見ていられるのが面白かった。 「自分自身の力だけで生きていけるようにする」ことが自由ということなのかなあと一瞬思ったりしたけど、春間さんは、現地の人たちにたくさん、本当にたくさん好意と力を貸してもらっていると読むと気づくことができる。 『教えから学びへ』の中で、自立とは「依存先を増やすこと」という言葉が紹介されていたが、春間さんの生き方はまさにそういうことなのではないかと思った。 知っている人が誰もいない世界で、偶然を楽しみながら、いろんな人と知り合っている。そして、彼らから示される好意をありがたく受け入れて、よい意味で甘えて飛び込み、相手を大切にする。だから関係性が深まる。春間さんは、こうして知りあいのいない土地で「依存先を増やしている」。 ただ依存しているわけではなく、彼らとのひとときを共に楽しんだり、一緒に働いたり、再度訪問したりと、出会った人々をちゃんと大切にしている。その根っこには打算のない感謝の気持ちがあるのだと思う。ツイッターも見たけど、冒険をしていると、とにかくみんなからの善意を受け取ることが多いみたい。一人で冒険をしているが、現地で出会ういろんな人からの支えを日々感じているのだと思う。根っこに感謝をもって相手を大切にしているから、みんなに好かれて、力を貸したいと思われるのだろう。 自分は相手からの好意をけっこう断り続けていることに気づいてしまい、ちゃんと受け取り、お礼の気持ちを何らかの自然体の形で表していけたらいいなということも思った。自分は春間さんのように生きてはいけないなあと思うけれども、春間さんのマインドから学ぶことが多かった。

Posted by ブクログ

2022/09/15

モロッコ、キルギス、チュニジアを動物と一緒に野宿旅をした冒険記。 筆者自身は子ども時代に生きづらさを感じていたようで、旅を通して自分に自信を取り戻していく過程が綴られ、そういう子達に向けてのメッセージとも感じられた。 子ども達と一緒に毎日少しずつ読んだが、動物と一緒に旅をするの...

モロッコ、キルギス、チュニジアを動物と一緒に野宿旅をした冒険記。 筆者自身は子ども時代に生きづらさを感じていたようで、旅を通して自分に自信を取り戻していく過程が綴られ、そういう子達に向けてのメッセージとも感じられた。 子ども達と一緒に毎日少しずつ読んだが、動物と一緒に旅をするのが面白かったらしく、続きが気になって仕方なかったよう。 読み聞かせなら小学校低学年からでも楽しめる。

Posted by ブクログ

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