商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/07/26 |
JAN | 9784309030555 |
- 書籍
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死んでいる私と、私みたいな人たちの声
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死んでいる私と、私みたいな人たちの声
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
世にも珍しい二人称視点の小説。 そして二人称視点である意味が読んでいるうちにわかってくるのが面白かった。(ネタバレになるので書きません) 内容説明に「怒りの幽霊ヒーロー小説」と書いてあるけど、この説明はちょっとおかしいというか、売り方を間違えてると思う。
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面白い“ふわふわ”感のある文章だった。 でも、得体のしれない感じがして気持ち悪くもあって、何言ってるかわからないのにそれでよしとして読み進められる感じもしていた。 「わかる」ことに快感を覚えるタイプの人にはなんとも嫌な文章だろうとも思った。 読み進めて行けば、あの“ふわふわ”した...
面白い“ふわふわ”感のある文章だった。 でも、得体のしれない感じがして気持ち悪くもあって、何言ってるかわからないのにそれでよしとして読み進められる感じもしていた。 「わかる」ことに快感を覚えるタイプの人にはなんとも嫌な文章だろうとも思った。 読み進めて行けば、あの“ふわふわ”した難解な感覚の理由と意味がわかる。 これからはなんでもないのに誰かに見られているような気になったとき、少し「こわい」という感覚を抑えられるかもしれない。 それは“窓子”かもしれないから。 窓子が自分の味方であってくれるように祈る。 最後に気づいたけど、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の著者だった。 「私と窓子は覚えている」の文章とそこで書かれる内容で合点がいった。
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男版の『女が死ぬ』じゃんと思ったあとに男版ならそれはただの男が死ぬでは??と気づくなど。 語り手の人称があっちこっちな訳が分かった途端にちょっとひって声が出た。
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