商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | クロスメディア・パブリッシング/インプレス |
発売年月日 | 2022/07/25 |
JAN | 9784295407157 |
- 書籍
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共働きのすごい対話術
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共働きのすごい対話術
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
○要求を一方的に押し付けるのは対話ではない ○話し合いを強制することも対話ではない ○Iメッセージで伝える ○怒りではなく一次感情で伝える ○DESC ①describe客観的状況の説明 ②express主観的な気持ちの表現 ③suggest具体的な解決策の提案 ④choos...
○要求を一方的に押し付けるのは対話ではない ○話し合いを強制することも対話ではない ○Iメッセージで伝える ○怒りではなく一次感情で伝える ○DESC ①describe客観的状況の説明 ②express主観的な気持ちの表現 ③suggest具体的な解決策の提案 ④choose選択する ○無理に答えを出そうとしない
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カップル・夫婦間のコミュニケーションに関するコンサルティングを行っている著者による本。 内容はお互いにフルタイムで働いている多忙なカップルに関するコミュニケーション不全を、「対話」によって解消する方法について書かれている。 本書が説く最も重要な考え方は「思考のプロセスを共有す...
カップル・夫婦間のコミュニケーションに関するコンサルティングを行っている著者による本。 内容はお互いにフルタイムで働いている多忙なカップルに関するコミュニケーション不全を、「対話」によって解消する方法について書かれている。 本書が説く最も重要な考え方は「思考のプロセスを共有する」ことだと思った。 カップル間で対立し、喧嘩になってしまうのは、二人がそれぞれに異なる価値観や考え方を持っていて、そこから導かれる結論を戦わせるからだ。育ってきた環境が違うのだから二人の価値観が相違するのは当たり前で、どちらが「当たり前」という話ではない。 故に、二人が結論に至る前に、自身の考えや感情、仔細の情報を共有することでプロセスを擦り合わせる必要がある。 それらの情報をベースに、二者択一のディベートでも、単なる会話でもなく、二人の間の落とし所を決める「対話」をしていく。それにより、不必要な対立を避けることができる。 さらに、普段から自らの中長期的なビジョン(「将来、このような人生にしたい」「キャリアはこうしたいと考えている」等のグランド・プラン)も互いにシェアしておくことで、相手の価値観や考え方を理解しやすくなる。 このことが1番本質的、かつ普遍的な提言だと感じた。 その他にも、相手にして欲しいことを押し付けるのではなく、「私はこうして欲しいと思っている」という「I」を主語にしたメッセージを伝えることの重要性や、アサーティブのコツなどが書いており、納得できるものが多かった。 また、著者は本書の中で、「結婚とは、それまで一人で生きてきた個人戦から、二人で生きていくチーム戦にゲームが変わるポイントである」という旨のことを述べており、これが地味にパラダイム・シフトになった。 このようなスタンスの変化もまた、良好な家庭を築いていくために必要なことなのだろう。
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夫婦の価値観を共有する会話を【対話】と定義し、考え方から具体的テクニックまでがまとまっている良書 職場における退職理由No1が人間関係である様に、家庭経営における破綻理由No1もまた夫婦の人間関係。会話力は仕事でも家庭でも使える共通の考え方・スキルだと感じた 【夫婦関係の考え...
夫婦の価値観を共有する会話を【対話】と定義し、考え方から具体的テクニックまでがまとまっている良書 職場における退職理由No1が人間関係である様に、家庭経営における破綻理由No1もまた夫婦の人間関係。会話力は仕事でも家庭でも使える共通の考え方・スキルだと感じた 【夫婦関係の考え方】 ・夫婦は家庭の共同経営者、幸福の最大化を目指していく為に①ビジョン共有②優先順位を決めて実行③迅速に情報共有④PDCAを回す必要がある 【対話に必要なマインド】 ・質問責任と説明責任を果たす →あつたさんが在籍していたサイボウズで浸透している考え方だそう。理解できないなら質問する責任がある、という定義は非常にいいと思う ・情報格差を生み出さない →お互いの仕事状況等、言わないと配慮できない。必要ないと独断で決めず広く共有する ・心理的安全性のある場をつくる ・無責的思考で問題解決に挑む →しくみの問題について話し解決する ・戦略的ご自愛で対話する余裕を持っておく →HP0にしない。なった時は対話しない ・答えを出す事に執着しない 【対話の技術】 ・対話の際は「わたし」を主語にして伝える。例:わたしは〜と思うけど、どうかな? ・DESC法で整理し伝える Describe 客観的な状況説明 Express 主観的な気持ちの表現 Suggest 具体的な解決策提案 Choose 選択 ・対話の技術は相手を変えるためのものではない。攻撃的な自己表現にならない様注意 以下感想 夫婦が2人だけの時は付き合っていた頃の延長で対処できるが、子どもが生まれた後の関係はレイヤーが変わり、ある意味0からのスタートになるものと思っている。 最も日常的な課題である保育園以外の保育対応体制、家事分担、教育方針、お互いの時間の確保、転勤どうする?家買う?など、家庭経営には答えのない課題が噴出し続け非常にストレスがかかる。 これを乗り越える為のコアになるのが夫婦のチームワークだと思う。ただし、サラリーマンの仕事と異なり、夫婦関係は自分達でジャッジしなければならない事柄が多く、なかなかうまくいかない。だからこそ、日々対話をし続ける事が重要なのだと感じる。 チームで目指すべき幸福の姿は都度変わるが、これをアウトプットし合い、昇華し続けていく終わりのない旅なのだな、と思いました。
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