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障害者ってだれのこと? 「わからない」からはじめよう 中学生の質問箱
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障害者ってだれのこと? 「わからない」からはじめよう 中学生の質問箱

荒井裕樹(著者)

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障害者ってだれのこと? 「わからない」からはじめよう 中学生の質問箱

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2022/07/19
JAN 9784582839036

障害者ってだれのこと?

¥1,760

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/05/07

障害者福祉の歴史や課題を、教科書的にではなく、普段の生活やものごとの考え方を土台にしながら一緒に考えるというスタンスの本。 単に知識の解説だけでなく、マジョリティとマイノリティとはなにか、差別とはどういうことか、といった、「福祉」という文脈を離れても大切になる視点について、丁寧に...

障害者福祉の歴史や課題を、教科書的にではなく、普段の生活やものごとの考え方を土台にしながら一緒に考えるというスタンスの本。 単に知識の解説だけでなく、マジョリティとマイノリティとはなにか、差別とはどういうことか、といった、「福祉」という文脈を離れても大切になる視点について、丁寧に疑問を投げかけてくれる良い本だと思った。

Posted by ブクログ

2023/12/27

障害者とは何か? 障害者差別とは何か? ということを考える本。こうした問いに対して、「答え」を出すのではなく、これから差別に出会った時に、一つひとつの問題を考えるための「考え方」を書こうとする筆者の立場が素敵だった。 この本では、第一部で「障害とは何か?」「障害者とは誰か?」に...

障害者とは何か? 障害者差別とは何か? ということを考える本。こうした問いに対して、「答え」を出すのではなく、これから差別に出会った時に、一つひとつの問題を考えるための「考え方」を書こうとする筆者の立場が素敵だった。 この本では、第一部で「障害とは何か?」「障害者とは誰か?」について、法律と制度、理論と理屈、社会的イメージの三つの点から考える。しかし、まさに「考える」のであって、最初にも言った通り、その結果、何かしらの答えが出るわけではない。 「歩く」という例では、全く立ち上がることもできない人から、車イスから普通のイスに座るくらいなら自分で歩ける人。杖があって、人混みでなければ歩ける人。膝でにじり歩くことはできる人。そういった具体例を考える中で、「できる」と「できない」の間の、グラデーションを考える。 このように、この本の中では、「歩く」ことに障害のある人は、こういう人で、こういう支援が有効だ、とかいった話は一切ない。むしろ、そんな分かりやすい答えから遠ざかって、その境界線を考えることの大切さ伝えて、考えるためのきっかけとヒントを与えてくれる。 本の最後に述べられている「差別のない社会」を目指すのではなく、差別は起こりうるということ認めた上で、「差別に対して怒れる社会」を目指そう、というメッセージが印象的だ。 障害者や差別について語るとき、確かに、自分だけはされる側にはならないと思い込んでいることに気がつく。 自分自身が、マジョリティでありながら、マイノリティについて語るとき、差別を受けることへの恐怖心、怒り、そうした気持ちをどれだけ当事者性をもって受け止められるか。そのためには、常に障害があること、ないことの境界線の上で考え続けることが大切なのだという。 それを確かめさせられる本だった。

Posted by ブクログ

2023/11/07

とても読みやすいけど、すごく考える本。 簡単に分かることなんてないんだと思うし無理だと思う。 考え続けることが大事。

Posted by ブクログ

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