商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アダチプレス/トランスビュー |
発売年月日 | 2022/07/15 |
JAN | 9784908251153 |
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デザイン、もしくはアブローの仕事についての思想や哲学を語る。 村上隆がアートについて、「絵画を作る際には、その絵画の存在意義、何故、今この図案が描かれなければならないのかと言う理由、理屈は考えねばなりません。」といっていたことを思い出す。 アブローもまた仕事について、理由・根拠が...
デザイン、もしくはアブローの仕事についての思想や哲学を語る。 村上隆がアートについて、「絵画を作る際には、その絵画の存在意義、何故、今この図案が描かれなければならないのかと言う理由、理屈は考えねばなりません。」といっていたことを思い出す。 アブローもまた仕事について、理由・根拠があるのだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかった。 ヴァージル・アブロー自体をもっと知りたくなったし、これまで手段が希薄だった、建築・ファッション・ヒップホップ関連知識を掘るための興味、というツールとしてもつかえそう。 “2020年の夏、ブラック・ツイッターから総攻撃を受けた とき、父はそっと私に言いました。「いまお前の身に起こっているのは、 私がこの国に着いてまもない頃に体験したことだよ」。当時のアメリカ の黒人たちは父にこう訊いたそうです。「なぜそんな言葉を使うんだ?」 「そんな車に乗るのか?」「なぜ俺たちみたいに振る舞わないんだ?」と。 ブラック・カルチャーから期待されていると感じることもあります。 でも、かれらが望む物語から外れた途端にゴミ箱行きです。私は使い捨てなんです。皮肉も皮肉ですよね。” “私が出入りする場所に、「黒人が嫌いだ」 と言う人はひとりもいま せん。一緒に働いている集団――いい大学を出て世界中を飛び回っ ている洗練されたリベラル層——のなかで、自分に人種主義的な傾向 があると認める人はほとんどいないでしょう。差別傾向がないと自認している人にとって、人種主義者はつねに戯画化された他者なんです。 ですから、現実のバイアスは巧妙に、そして控えめなかたちで現れます” “「人生はとても短い」 とヴァージルは亡くなるおよそ1年前、XQ Institute (高校教育の再構築を支援するアメリカの団体) 主催のオンラインイベントで語っている。「他人からの期待に従っている暇はありません。 自分ができることを知るために、時間を使ってください」”
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対談をもとにヴァージルの思想に触れることができる貴重な一冊。 黒人というアイデンティティをもち、ファッション業界を変えていったヴァージルは間違いなく現在のファッションを語る上で外せない人物の1人だと感じる。
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