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藤原純友 南海賊徒の首、伊予国日振島に屯聚す ミネルヴァ日本評伝選
3,520円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2022/07/10 |
JAN | 9784623094479 |
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藤原純友
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藤原純友
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
行跡が追えるのは亡くなるまでの最後の6年間だけという極めて史料が少ない、藤原純友。 藤原北家出身という事で先祖と嫡流家の関係から話が始まる。代が変わる毎に出世が難しくなる面々もいる中で、地方では受領と富豪層などが対立し、あちこちで騒ぎが起きている。貴族と思われている藤原氏の中には...
行跡が追えるのは亡くなるまでの最後の6年間だけという極めて史料が少ない、藤原純友。 藤原北家出身という事で先祖と嫡流家の関係から話が始まる。代が変わる毎に出世が難しくなる面々もいる中で、地方では受領と富豪層などが対立し、あちこちで騒ぎが起きている。貴族と思われている藤原氏の中には、武人として名を挙げた者達もいた。 伊予国に行った彼も、海賊が海民に戻れるようにあれやこれやと段取りする中で、地域の実情を目の当たりに、結果的にリーダーとなり、大きな乱へと至ってしまった。 平将門との比較もあり、焦土戦術かつその後も富豪層などの対立が延々と続いた関東と違い、こちらは乱後の復興も早かった。また、将門同様、スーパースターと語られ、後継を名乗る者達(有馬氏や大村氏も)など伝承も多く残っている。
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平将門と同時期に瀬戸内海で乱を起こした首魁の評伝。限られた史料を駆使して乱の経過を明らかにすると共に、将門の乱とも共通する社会的背景や一族関係にも言及されている。近世にいたる伝承の系譜も興味深いものがあった。
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承平年間の純友は海賊を鎮圧する側から止む無く 反乱を起こすことになった事の理解が必要 本書の最終章に純友伝承が詳細に語られているが 各地域でどんな背景で伝承が生まれたかを詳らか にする事で地域の歴史認識や伝達の有様を理解で きるのだろうな(´・ω・`) 朝敵純友を祖先に組み込もう...
承平年間の純友は海賊を鎮圧する側から止む無く 反乱を起こすことになった事の理解が必要 本書の最終章に純友伝承が詳細に語られているが 各地域でどんな背景で伝承が生まれたかを詳らか にする事で地域の歴史認識や伝達の有様を理解で きるのだろうな(´・ω・`) 朝敵純友を祖先に組み込もうとする、祭神とする 神社創建するのは何故なのかな 藤原純友が大宰府を陥落させたのはすげえと思う
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