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平成古書奇談 ちくま文庫
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平成古書奇談 ちくま文庫

横田順彌(著者), 日下三蔵(編者)

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平成古書奇談 ちくま文庫

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/07/09
JAN 9784480438232

平成古書奇談

¥990

商品レビュー

3.1

10件のお客様レビュー

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2023/07/29

日々の続きのような不思議な話。テンポよく読み進められて面白い。 古書の知識があれば尚更面白いだろうなぁ。神保町は憧れの地だ。

Posted by ブクログ

2023/05/27

横田順彌が無類の古書マニアというのは知らなかった。昭和のハチャメチャ・パロディSF作家というイメージしかなかったので。 横田順彌が平成になってから文芸誌に掲載していた古書ミステリ系の連作短編を、横田順彌の没後、日下三蔵が纏めて書籍化したのが本書。 作家志望のフリーライターの青年と...

横田順彌が無類の古書マニアというのは知らなかった。昭和のハチャメチャ・パロディSF作家というイメージしかなかったので。 横田順彌が平成になってから文芸誌に掲載していた古書ミステリ系の連作短編を、横田順彌の没後、日下三蔵が纏めて書籍化したのが本書。 作家志望のフリーライターの青年と、脱サラして街の古本屋の店主、その娘による、古書にまつわる不思議な出来事は、SF、ホラー、ミステリ、パロディ等色んな要素を盛り込んだ内容でいわゆる横順ワールド満載な作品。 時代設定もタイトルにも平成となってはいるが、キャラクターの思考も会話も、昭和の建てつけ。今読むと昭和レトロを彷彿させる。しかし古書業界や古書店の営業スタイルはネット通販やリユースショップ等の販路の拡大はあるものの、根本的には令和の今でも変わっていないと感じてしまうのがある意味面白い。

Posted by ブクログ

2023/04/05

 フリーライターの主人公が、古書にまつわる不思議や謎に遭遇する連作短編集。各編ごとに、SF、ミステリー、ホラー、ファンタジーの要素があって、多少の出来不出来はあるものの、古書に関する蘊蓄も勉強になり楽しく読むことができる。  友だち以上恋人未満の彼女との恋の進展も、今の時代ではち...

 フリーライターの主人公が、古書にまつわる不思議や謎に遭遇する連作短編集。各編ごとに、SF、ミステリー、ホラー、ファンタジーの要素があって、多少の出来不出来はあるものの、古書に関する蘊蓄も勉強になり楽しく読むことができる。  友だち以上恋人未満の彼女との恋の進展も、今の時代ではちょっと感はあるが、それも愛嬌かな。

Posted by ブクログ

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