グレタの真実 3週間で世界を変えた少女の素顔

アンダシュ・ヘルベリ(著者), 西田佳子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 潮出版社
• 発売年月日: 2022/07/05
• JAN: 9784267023460

商品レビュー

2023/04/21

そうかぁ～スウェーデンの選挙中の３週間、国会前で座り込みのストライキを実行した１５歳は、アスペルガー症候群で、高機能自閉症、強迫神経症。学校ではいじめられっ子で、友達が一人もいなかった。マララは友達と云ってくれた～知って良かった

2023/01/30

昨年、この本の存在を知ってすぐ購入したにも関わらず今まで読めずにいた一冊。
少し前に彼女が一時的に拘束されたニュースを見て、読まなくては！と手に取りました。

グレタ・トゥーンベリ氏の行動力、活動は素晴らしく、彼女の発言やメッセージは重みがあり、２倍以上年齢を重ねている私にもずしりと重くのし掛かりました。

環境問題はまだしもストライキやデモなど、私が学生だった頃は日本人にあまり馴染みがなかった活動も今後、若い世代に広まっていくかもしれません。
そしてそういった活動に我が子も興味を覚えるかもしれません。

私が残りの人生においてデモやストに参加する可能性はかなり低いと思います。
でももし、我が子が参加したいと言ったら？興味を持って質問されたら？
果たしてその時私は親として自分の考えを伝えられるだろうか、伝えるために今何をするべきだろうかと考えさせられました。

グレタ・トゥーンベリ氏がストライキを起こした時、周囲の大人が放った言葉はあまりにも退屈で、興ざめするものばかりですが、では私は大人としてどんな言葉を投げ掛けることができるのか？
応援するとしても、相応した程度に環境のことを考えて行動しているのか？

そんな問いかけを投げ掛けられた気分です。

ところで、著者のアンダシュ・へルベリ氏の文章力なのか翻訳のせいなのかは分かりませんが、この本自体を評価するとしたらまぁまぁといったところです。
テーマが散らかっていて、著者が言いたかったことが何なのかよく分からない。
写真のクオリティの良さがその点をフォローして何とか売り物として成り立っているといった印象でした。

2022/08/16

グレタ・トゥーンベリは、環境問題活動家。
彼女の素顔など。
あの時の新たな写真も掲載。
環境ジャーナリストであるアンダシュ・ヘルベリは、グレタ・トゥーンベリが学校ストライキをはじめてからの三週間、スウェーデンの国会議事堂前を毎日訪れた。
そして、黄色いレインコートを着たグレタの写真を撮った。
いまでは、グレタといえばだれもがあの写真を思いうかべるほどの有名な写真。
世界中で出版される本や雑誌の表紙に使われている。
2018年の8月から9月にかけての三週間に起きた出来事を、アンダシュ・ヘルベリの目を通して記録した本。

SNSでの批判的なコメントについてどう思う？
「好きなように批判すればいいと思います。気にしていません。」強い。
グレタが言いたいのは、環境問題に目を向けて！
その一点。
ぶれない。
誰に学校へ行けと言われても、発信したいメッセージがあるからという強い意志を曲げることはない。
社会が危機に瀕している。
それに気づき目を向け行動してほしい。
強い眼差しが印象的。