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「ウルトラマンA」の葛藤
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「ウルトラマンA」の葛藤

白石雅彦(著者)

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「ウルトラマンA」の葛藤

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2022/06/30
JAN 9784575317275

「ウルトラマンA」の葛藤

¥2,420

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2024/04/01

意欲的にあれこれ盛り込みすぎて結局まとまらずとっちらかってしまった、というのがエースのイメージだったのだが、おそらく間違っていないのだろう。空が割れてそこから超獣が出てくるというシーンは当時の私にはなにがどうなってるのかわからなかったし、男女合体変身というのもただ複雑にしただけと...

意欲的にあれこれ盛り込みすぎて結局まとまらずとっちらかってしまった、というのがエースのイメージだったのだが、おそらく間違っていないのだろう。空が割れてそこから超獣が出てくるというシーンは当時の私にはなにがどうなってるのかわからなかったし、男女合体変身というのもただ複雑にしただけという印象だった(なぜ男女二人でなければならなかったのか子供にも納得出来る理由が欲しかった)。それでも毎回見せる光線技だったりウルトラ兄弟登場は素直に喜んでいたのだけれど。ベロクロンとバキシムが好きでした。

Posted by ブクログ

2022/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このような時期にスタートした『ウルトラマンA』は、他番組との差別化、視聴年齢層の低下という二つの問題をクリアするために、いくつかの斬新な設定を試みている。男女合体変身、ウルトラ兄弟の登場、怪獣を超える超獣の登場、シリーズ初の共通の敵、ヤプールの存在などがそうである。ヒーロー、ウルトラマンAのデザインも戦闘的で派手になり、多彩な光線技や切断技を繰り出して子供達の目を楽しませた。 その意味で超獣という発想は、キャラクターのマンネリ化にいち早く対応した新機軸だったと言える。 三人の脚本家を競わせるという試みには、『帰ってきたウルトラマン』以上の企画を産み出そうという橋本の気迫が感じられる。そして前作の上原正三に代わって、シリーズのメインライターを市川森一に、というのは、橋本洋二の当初からの構想だった。 脚本かにとって超獣の解釈が違う 僕は『帰ってきたウルトラマン』の頃から言っていたんだけれども、ウルトラマンより怪獣のおもちゃがよく売れるのはどうして? ということ。でも誰も答えられない。子供は、昆虫とか爬虫類が好きなんですが、それが、怪獣を好きになることとつながっているんだと思います。 人間が成長するのがテーマ、ドラマの最大の力は想像力 特撮もので人間ドラマをかくのは好きじゃない アニミズムの権化 男女合体の行き詰まりからの石堂さん自由 理屈はないけどおもしろけりゃい 具体せいのあるワンシーンをいかすためにつじつまあわせをする テーマじゃなくてワンシーンが妙に具体性があってそれを軸に発展できるものが見つかったら一気に行くスタイル 自分は張り手で押していく作風 エースの最後は自分で落とし前をつけろ メインライターの面目たもって敗北宣言せずにすんだ 脚本家の傷になってはならん 内容の差別化の苦労  前半戦での視聴率の低迷 設定変更 レギュラーの突然の降板 メインライターの降板 最終回での復帰 かえまんと似たような道筋 男女合体やヤプールの存在など、初期設定をいかしきれなかったことによる度重なる路線変更は番組のトータルイメージをあいまいなものにした

Posted by ブクログ

2022/10/15

迷走したウルトラマン。 ただ、苦悩の新機軸は魅力的でもあった。 そんなウルトラマンエースの制作裏話。 初めてこのシリーズを読んだけど読み応えがあって面白かった。 でもエピローグのシルバー仮面の章は不要だったかな。

Posted by ブクログ

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