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100分de名著 『太平記』(2022年7月) NHKテキスト
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2022/06/27 |
JAN | 9784142231416 |
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100分de名著 『太平記』(2022年7月)
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
僕が本書を読むきっかけとなった出来事は、今僕が最も必要とする人が、著者に傾倒しており、その想いの源泉を確かめるためであったが、結局は僕が非常に感化される、内容で読み応えがあった。時代が過渡する時期のモノゴト揺らぐ時代の身のこなしを問うた名講座だろう◎
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吉野神宮に参拝したので、後醍醐天皇に興味を持ち、読むことにした。 さすがに太平記は長すぎるので、概略を掴むにはこちらの本がいいかなと。 足利尊氏が、自分が持ってたイメージとはかなり異なった。 楠木正成の軍略家としての優秀さも初めて知った。 後醍醐天皇は吉野神宮を造ってまで祀る...
吉野神宮に参拝したので、後醍醐天皇に興味を持ち、読むことにした。 さすがに太平記は長すぎるので、概略を掴むにはこちらの本がいいかなと。 足利尊氏が、自分が持ってたイメージとはかなり異なった。 楠木正成の軍略家としての優秀さも初めて知った。 後醍醐天皇は吉野神宮を造ってまで祀るほどの人だったかは疑問。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
“弱いリーダー”足利尊氏 →すぐに切腹や出家を言い出す 尊氏を表に立てて暗躍するのが弟・直義(ただよし) 著者はこれを“あわいの時代の弱いリーダー、ゆえに時流に乗って成功”と評する 宋の太祖・趙匡胤に似てる? ●概略 後醍醐天皇の鎌倉幕府討幕計画に始まり、室町幕府三代将軍義満が登場するまでの半世紀にわたる南北朝の動乱 『平家物語』は全12巻 『太平記』は全40巻と3倍以上 ●第一部(巻1-12)「武」の滅亡 ・鎌倉幕府が滅亡するまでの経緯と、後醍醐天皇による建武の新政 ・鎌倉幕府の執権・北条高時と後醍醐天皇の対立(平家物語の12巻を踏襲) ・足利尊氏と新田義貞が倒幕側に寝返ったことで、全国の源氏が一斉に立ち上がり(平氏につらなる)北条を打倒 ●第二部(巻13-21)「公」の滅亡 ・後醍醐天皇と足利尊氏の対立 ・かつて後醍醐天皇に味方して鎌倉幕府滅亡に大きな役割を果たした尊氏だが、いろいろあって対立(建武の新政への武士側の不満。領土の分配が公家に偏重 ・後醍醐天皇が京を逃れて吉野に南朝を開き、南北朝時代が始まる。そして後醍醐天皇が崩御するまで。 ・鎌倉幕府滅亡から二年後、北条高時の遺児・時行を頭として北条の残党が挙兵(中先代の乱) ・これに乗じて足利直義が、後醍醐天皇の子・大塔宮を殺害 ●第3部(巻22-40)「公」と「武」の合体 ・全体の半分を占める。足利尊氏と弟・直義(ただよし) ・足利家の内紛、南北朝統一の動き、尊氏・直義兄弟の死を経て、尊氏の孫・義満が室町幕府三代将軍となるところで大円団 ■足利尊氏 ・新田義貞に敗れ、平家の都落ちと同じルートで九州に落ちる。 ・平家と異なり、ここで戦勝を重ねたことにより反撃に出る ・かつ南朝の後醍醐天皇の朝敵とされたが、北朝の光厳上皇のお墨付き(院宣)をもらうことにより正統性を獲得
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