商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小峰書店 |
発売年月日 | 2022/06/24 |
JAN | 9784338192439 |
- 書籍
- 児童書
ひろしまの満月
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ひろしまの満月
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の言葉を話せる亀が語る戦争のお話。 仕事仲間から教えてもらい、図書館で借りて読みました。国語の教科書掲載作品『模型のまち』を書いた、中澤晶子先生の著書ということもあり、気になって読書。 戦争のお話は、 ①実際に戦争を経験したおじいちゃんやおばあちゃんから語り聞く。 ②当時の様子を伝記的に物語として描く。 ③現代を生きる人がタイムスリップ等をして戦時中を経験する。 のパターンに分類されるかなと感じています。 『ひろしまの満月』は①のパターンに該当すると思うのですが、「万年生きる亀が語る」というのが斬新でした。 大切な人を失った当人(当亀?)の記憶は、2年生の女の子にも分かる易しい言葉で語られますが、しっかりと重たいものでした。 平和な時代に生まれた自分は、本や口承や映像でしか、戦争を知ることができません。だからこそ、まめの話をかえでちゃんを通して聞いた、この経験と感じた言いようのない喪失感・悲しさは、貴重だなと思いました。沢山の子どもたちに読んでほしい良書です。 一人で読むなら小学校中学年から、読んでもらうなら低学年からでも読める戦争作品。戦争と平和は難しいテーマだからこそ、高学年〜向けの作品がどうしても多くなるので、小さい年齢からでも読める作品は貴重かも。ブックトークでも紹介しやすいと感じました。
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夏読61冊目。 戦時中、広島で起きた悲しい出来事が忘れられない亀のまめが、かえでちゃんに覚えていてほしくて言葉をつないだ話。 淡々とした話が、かえってまめの悲しみを多分に表している気がする。
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小2の息子に読み聞かせるために図書館で借りました。 戦争を忘れないために年長くらいから戦争に関する絵本も読みきかせてきました。 この本は亀の視点でかかれた戦争のお話。 亀という第三者の語りだととても冷静に言葉が綴られているように感じ、すとんと心に言葉が入ってきました。 息子がど...
小2の息子に読み聞かせるために図書館で借りました。 戦争を忘れないために年長くらいから戦争に関する絵本も読みきかせてきました。 この本は亀の視点でかかれた戦争のお話。 亀という第三者の語りだととても冷静に言葉が綴られているように感じ、すとんと心に言葉が入ってきました。 息子がどのように感じたかはわかりませんが、今年も新しい1冊と出会い、親子共々戦争について考えることができてよかったです。
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