蒼い水の女

柴田哲孝(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2022/06/21
• JAN: 9784334914691

商品レビュー

2024/10/24

「赤猫」に始まった片倉刑事シリーズも、今作で五作目。

地味だが、コツコツと真相に迫っていく男たちの、男臭いデカものが、今作は、なんだが、軽いトラベルミステリーのような印象を受けた。

ま、片倉が「乗り鉄」なわけだから、そういう雰囲気がにじみだすのは仕方ないのだが。

「赤猫」では、真相になかなかたどり着けない苦しみや、人の過去、人間の業というものが、ヒリヒリ感につながった。

それに、相棒、柳井との捜査も少なかったような。

「つまらない」というわけでもないのだが、期待感が大きすぎたということか。

元妻の登場も、あまり歓迎しないかなぁ。

石神井公園の池に男性の遺体が浮かんだ。遺体の肺からは、池ではない、別の場所の水が検出され、刑事たちは事件として捜査を開始する。

2024/10/10

三宝寺池に浮かんだ水死体。捜査を進めるうちに別な場所で殺されたことが判明する。事件に見え隠れする宗教団体。果たして蒼い水の女は誰なのか？
ちゃんとした刑事物小説って感じ。複雑そうな背景を変に回りくどくせず、わかりやすく解決していくのも、読んでいて混乱しなくていい。元妻が何かしら関わってくるかと思って読んでたけど、違ったか〜

2024/01/26

01月-11。3.0点。
片倉刑事シリーズ。石神井公園に、身元不明の男性遺体が。小学生の娘の通報で身元が判明するが。。。

2時間サスペンスのような感じ。読みやすい。