商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/06/15 |
JAN | 9784065282984 |
- 書籍
- 新書
維新ぎらい
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維新ぎらい
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
「生産性向上」の為の競争を全否定できないし、 それを著者のいう「無意味な競争」と、全肯定もできん。 どっちもどっちもだなぁ。
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維新きらい 大石あきこ 講談社 大石あきこの人となりを知る本 議員としての素質を磨き出した 中々の稀有な人生だ 親にも恵まれているし ハシシタや維新との出合いすらも 必要条件だったのだろう 今後が楽しみだ‼️ 本人も言われていることだが 驕る平家に陥らないでほしい
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新興の政党に拠り、国会議員としての活動を始めた方が、来し方を回顧し、政治に身を投じて行くようになる中で抱いた問題意識や、目指したいことを語るという内容である。何処かで御本人に御会いして、御話しを聴いているかのような感覚でドンドンとページを繰った。 題名の『維新ぎらい』が酷く目立っ...
新興の政党に拠り、国会議員としての活動を始めた方が、来し方を回顧し、政治に身を投じて行くようになる中で抱いた問題意識や、目指したいことを語るという内容である。何処かで御本人に御会いして、御話しを聴いているかのような感覚でドンドンとページを繰った。 題名の『維新ぎらい』が酷く目立った。著者は大阪府職員であった経過が在り、大阪府在勤中に<維新>が台頭する状況を経験し、その中で「こういうので善いのか?」ということを考えるようになったということが在ったということが本書の叙述で判る。そこで『維新ぎらい』なのだ。 <維新>は基本的には大阪の地域政党で、やがて国会議員も擁するようになって行った経過を有している。自身は当該地域の有権者ということでもなく、自身が住んで居る辺りで関係する国会議員は聞かない。そういうことなので、<維新>に関しては「大阪の発信力を高めながら、何やら政策を展開しようとしている」という程度に観ていた。 が、大阪府職員でもあって、大阪の有権者である著者は<維新>に関して「疑義在り!」と感じ、その疑義が膨らむ中で政治に身を投じるようになって行ったのだという。 所謂「大阪の“都”構想」である。著者は反対なのだという。本書の中で「大阪市廃止/特別区設置」としていた。実は「そういうことだよな?」とは思っていたが、この「大阪市廃止/特別区設置」という表現は個人的には余り視ていなかったと思う。結局“二重行政”なるものが「必ずしも??」ということや、大阪市が説明に用いた「豊かになる筈」の資料が「全然判らん…」ということであるということが、本書では少し詳しく説かれている。 こうした<維新>の唱えたことへの疑義という話しの他、働く女性としての著者が積み重ねた様々な想いは考えさせられた。 “大阪府”というような自治体職員は、概して「相対的に働き易い」という目線で視られているかもしれない。が、各々に色々と在る訳だ。“意見”が湧く故に、それが「言い易い?言い悪い?」は在る。他方に“意見”も湧かないので「言い易い?言い悪い?」は関係無いかもしれないが、そういう状況の「息苦しい感じ?」が在るというような論が記憶に残った。 そして保育所の件だ。授かった娘を保育所に預けて職場復帰をしようとしたが、何やら「少し長い“待機”?」というような様相で困っていると、「おめでとうございます。空きが…」となったそうだ。その時に「これが“おめでとう”な筋合いか??」と強く思ったそうだ。そういう「人々のための…」が「粗末?」という問題意識が高まる出来事であったようだ。 著者は小選挙区で敗れた後、比例代表で最後の順番に確定した議席を得て国会議員としての活動に入った。そこまでの経過や様々な想いが綴られている。何か「好い意味」での「素人性」を有しながら、議員活動に謙虚に取り組まれている様子で在るのだが、何時か少々の年月を経て「何を成した?何が成せなかった?」を綴って伝えて頂きたいというように思った。 少し話題になっている本なのかもしれないが、興味深く読了したので、広く御薦めしたい。
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