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小児科医・かかりつけ医に知ってほしい発達障害のこと
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小児科医・かかりつけ医に知ってほしい発達障害のこと

関正樹(著者), 坂本昌彦(監修)

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小児科医・かかりつけ医に知ってほしい発達障害のこと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 南山堂
発売年月日 2022/06/13
JAN 9784525285913

小児科医・かかりつけ医に知ってほしい発達障害のこと

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2022/07/14
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 医師向けの発達障害に関する本は数知れずあるが、実際に外来診療を行う医師が読んで実践に生かせる本は、それほど多くない。しかし、この本を読んでいると、児童精神科医である著者の日常的な診療風景がとても臨場感を持って想像でき、あたかも筆者の診療に陪席させてもらっているような錯覚に陥る。小児の発達診療における医療ニーズが丁寧に描かれ、またそのような患者さんや家族の姿を筆者が細かく観察し、考察し、一緒に解決法を探っていく道筋が丹念に言語化されている。この本に描かれた発達支援者の「子どもの立場を第一に考える」視点は1冊を通して一貫しており、単著ゆえに可能な一貫性であるが、逆にこれを単著で書き切った著者に尊敬の意を禁じ得ない。  「小児科医、かかりつけ医に知って欲しい」という枕詞で、私も若い小児科医に一読を勧めているが、これは小児医療や子どもの発達支援に関わる看護師、心理師、保育師、学校教員など、あらゆる職種の人に読んで欲しい1冊である。発達障害診療に関して医療ができること、すべきことについて日々葛藤しているが、この本に描かれている支援者の一貫した視点は、きっと職種を超えて子どもに関わる大人が持つべき視点に違いない。  「小児科医は子どもの総合医である」というアイデンティティを持って日常診療を行っている小児科医は多いと思うが、非小児科医である児童精神科医が、ここまで小児科医のことを理解してくれているのかと感じる記載が随所にあって、非常に嬉しく思う。

Posted by ブクログ

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