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愛国の起源 パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか ちくま新書1658
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/06/09 |
| JAN | 9784480074843 |
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愛国の起源
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愛国の起源
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キケロに始まりバークによって変化した「愛国」概念の変化と、福沢諭吉を中心にそれを受容した近代日本までを説明されており、思想史的な読み応えがある。 興味深いのは日本受容の部分で、「報国」と「愛国」の比較、福沢のナショナリズム的パトリオティムズは革命期フランスのそれとは異なっていると...
キケロに始まりバークによって変化した「愛国」概念の変化と、福沢諭吉を中心にそれを受容した近代日本までを説明されており、思想史的な読み応えがある。 興味深いのは日本受容の部分で、「報国」と「愛国」の比較、福沢のナショナリズム的パトリオティムズは革命期フランスのそれとは異なっていると解釈し、そして、これは尊王と結びついた井上哲次郎や金子堅太郎らの所謂保守系の国権的愛国とも異なるという指摘である。ただし、ここで抜け落ちているのが、英系の福沢に対する仏系の板垣退助らによる民権的愛国で、最終章で「バークを殺す」と唱えた植木枝盛には言及しているものの、彼らが「愛国公党」を設立したという背景・経緯をどのように考えるのかという問題である。この辺については今後自分なりに考察していきたい。 最終章で著者は、歴史学者としては一歩踏み込んで「脱バーク」を提唱し、環境パトリオティムズの優位性を唱えるが、昨今の国際情勢を鑑みるとやはり地政学的な視点が欠如していると言わざるをえない。逆に言えば、海外在住で国際結婚している「コスモポリタン」ならではの視点であるのかもしれないが。
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