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横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇 河出文庫
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横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇 河出文庫

陳舜臣(著者), アンソロジー(著者), 角田喜久雄(著者), 野村胡堂(著者), 坂口安吾(著者), 鮎川哲也(著者), 仁木悦子(著者), 横溝正史(編者)

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横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2022/06/04
JAN 9784309418964

横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇

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商品レビュー

4

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2025/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何年か前、SNSで少しバズった投稿を目にした。曰く、小説に情景描写など必要ない、読み手の知識にある光景を当てはめれば良いので、例えば「絵にかいたような漁村」だけで十分だ、という。 その通り、という意見もあれば、そりゃ粗筋だろ、という反論もあり、私は後者に共感した。 情景を文章で味わう楽しみってのもあるし、情景描写そのものが伏線のことだってあるし、何より作者が読んでほしいと考えたから、その描写がある訳で。 退屈だから読みたくない、“タイパ”が悪い、という気持ちも、言われてみりゃわからんでもないが、そう思うなら、情景を一切描写せず、全部「絵にかいたような」で済ませる作家の作品を選んで読むしかないよなぁ。「小説には必要ない」は主語デカすぎだね、と苦笑したものだった。 『百日紅の木の下で』は、冒頭の情景描写は、実は事件の内容には一切関係がない。何なら、海辺のリゾートホテルでも高原の別荘でも良かった筈だ。しかし、最初にあの光景を延々と綴ったことに、作者の意図があったと思う。事件そのものより、描きたかったのはあの光景なのではないかとすら思えるのだ。チョーカッコイイプラモデルがオマケになってる玩具付き菓子みたいって言ったら怒られますか(笑)。 『戦後ミステリー』と銘打った短編集に、この作品を選んだのは、やはり何某かの意図があったのかも、と深読みしてしまう。他に2編、戦争の所為でエライ目に遭った人々が、戦後をどう生きたか生きられなかったか、を描いた作品がある。 “原子病”って言ってたんだ、知らなかったなぁ。(2025-01-14L)

Posted by ブクログ

2024/02/04

色んな名探偵がいっぺん読めて、大変お得なシリーズです。銭形平次はどうしてもドラマのイメージが強くて勝手に脳内変換されちゃうけど、その分読みやすかったです。

Posted by ブクログ

2022/10/10

今でもそれなりに知名度の高い探偵が出てくる話はやはり完成度が高い。 メディアの露出も影響大だろうがやはりあるレベルの完成度は元々持っていたからだろうし 。

Posted by ブクログ