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災祥 潮文庫
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災祥 潮文庫

小島環(著者)

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災祥 潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 潮出版社
発売年月日 2022/06/03
JAN 9784267023453

災祥

¥880

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/03/26

中国明朝最後の皇帝、崇禎帝(朱由検)の幼少期から最期まで そして他の人には全く見えない謎の美女 懐允とのファンタジー物語。 なんだか人の上に立つ人間とは如何に孤独で、誰にも何も言えず 最後の最後まで、信頼できる人が幻である懐允しかいないって残酷 戦争や疫病や、信頼していいのか分か...

中国明朝最後の皇帝、崇禎帝(朱由検)の幼少期から最期まで そして他の人には全く見えない謎の美女 懐允とのファンタジー物語。 なんだか人の上に立つ人間とは如何に孤独で、誰にも何も言えず 最後の最後まで、信頼できる人が幻である懐允しかいないって残酷 戦争や疫病や、信頼していいのか分からない家臣に疑心暗鬼になっていく様が 救いがないというか、なんというか。 懐允って一体何者だったんだろうか

Posted by ブクログ

2022/09/22

明王朝最後の皇帝を主人公に歴史を辿るファンタジー 真面目に夢を追い続け名君であろうと理想を持ちつつも、様々な要因が絡み合い、夢と現実との落差を見せつけられて苦悩し破滅する様が切ない 李自成や袁崇煥側の物語は読んだ事ありますが、崇禎帝目線は初めてだったので、そこも楽しく一気読み...

明王朝最後の皇帝を主人公に歴史を辿るファンタジー 真面目に夢を追い続け名君であろうと理想を持ちつつも、様々な要因が絡み合い、夢と現実との落差を見せつけられて苦悩し破滅する様が切ない 李自成や袁崇煥側の物語は読んだ事ありますが、崇禎帝目線は初めてだったので、そこも楽しく一気読みでした 皇帝の側に有り続けた彼女は一体なんだったのか……想像を掻き立てられます

Posted by ブクログ

2022/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

傾国となりつつある明。 その最後の皇帝の物語。 鄭和の時代は既に遠く、傾きある明。その中で良い政をしていこうとあがく朱由検。 ですが、腐敗しきった国を立て直すには、敵は多く、時間もない。 彼しか見ることが出来ず、会うことができない懐充の存在が救いなのか、苦渋なのか、読みながら考えてしまった。 為政者は孤独ということを絵に描いたような物語でした。

Posted by ブクログ

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