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カゲロボ 新潮文庫
649円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/05/30 |
| JAN | 9784101039619 |
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カゲロボ
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カゲロボ
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商品レビュー
3
21件のお客様レビュー
人間そっくりのロボット「カゲロボ」がテーマとなるこの作品は、いじめや虐待を監視する存在として描かれ、読者に深い感動を与えます。短編連作の形式で、各話には独特の雰囲気と不思議なストーリーが展開され、時には戸惑いを感じさせるものの、心に残るメッセージが込められています。
特に、登場人物たちの関係性や感情が丁寧に描かれており、他者とのつながりや思いやりの重要性が浮き彫りになります。例えば、いじめに苦しむ中島や、過去の傷を抱える有子の物語を通じて、自己受容や赦しのテーマが探求され、読者に考えさせる要素が多く含まれています。
全体として、奇妙でありながらも心に響く作品群は、読後感に不思議な余韻を残し、再読を促す魅力を持っています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間社会に秘密裡にスパイロボットがいるというテーマのアンソロジー。 一番最後のストーリーが良かった。 何でもできる姉とずっと比べられていて、姉の存在がいなくならないと人生が始まらないかのような主人公。 似た境遇の知人からその知人の姉を殺すよう依頼を受ける。 報酬は何でもOK。主人公が選んだのは、姉が受賞しないこと。 主人公は知人の姉の、他人には見せない苦しみ藻掻いている姿を垣間見て、殺さず帰宅するのだが、帰路にカゲロボに出会う。 主人公の闇の深さからずっと見ていたという。 新美南吉のカタツムリの悲しみの、人それぞれの悲しみがある。 だから、他人の悲しみを十分に理解して受け止めることは難しいし、それを期待してはいけない。依存になるから。 でも、悲しみが深すぎる時、突然襲ってきた時、誰かに共感してもらいたいものではないだろうか。 たとえロボットでも、「ずっと見ていた」と言われたら、この世にわかってくれる人が一人でもいたと救われるのではないだろうか。
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「それ」は友人であり、ペットであり、隣人であり、恋人であり、ソウルメイトであり、同僚であり、仲間であり、上司であり、部下であり、家族である。噂に隠れ、近くにあるもの。ロボを通して溢れ出る本質。他人との繋がりの結晶。つまり、誰かを想い、誰かの為に行った行為こそに意味があるのだ。「...
「それ」は友人であり、ペットであり、隣人であり、恋人であり、ソウルメイトであり、同僚であり、仲間であり、上司であり、部下であり、家族である。噂に隠れ、近くにあるもの。ロボを通して溢れ出る本質。他人との繋がりの結晶。つまり、誰かを想い、誰かの為に行った行為こそに意味があるのだ。「カゲロボ」とはその出力結果に過ぎない。究極的な外郭の模倣が哲学的ゾンビであるのであれば、カゲロボは逆哲学的ゾンビである。
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通して読み終わった第一印象は「なんかよくわからんかったんだが」というもの。 一周終わった後にうしろのあらすじを見たら「短編連作集」と書かれていたので「え、あの話は全部繋がってたってこと?確かにGが再登場したりしてたけど」と慌てて二周目を読んで、それでもいくつかの話に猫が登場して...
通して読み終わった第一印象は「なんかよくわからんかったんだが」というもの。 一周終わった後にうしろのあらすじを見たら「短編連作集」と書かれていたので「え、あの話は全部繋がってたってこと?確かにGが再登場したりしてたけど」と慌てて二周目を読んで、それでもいくつかの話に猫が登場してたくらいしかわからなくて、それにその猫も同じ猫かはわからなくて、つまりどの話にもロボット的なものが登場している世界観を指して「連作」とまとめているのかな、という解釈に落ち着きました。 9話収録。 ただ、単話で見た時にも雰囲気はいい話っぽいけど、けどちょっと煙に巻かれている感があるな、というのが率直な感想。 以下、気になった話をば。 《こえ》 怪作としての存在感。学校でいじめられていた〈中島〉は「鉄の箱」(p118)となって教室へ帰ってきた。いじめ主犯の〈ツチヤ〉、お前が中島の世話をしろよな!ということで、ツチヤは中島を抱えて授業を受けたり修学旅行に行ったりとさーんざん!面倒くなっちゃったから京都に置いてっちゃえ!と思ったら女の子に中島を盗まれた!?どうなっちゃうのー? 《ゆび》 これまた怪作。終末医療病棟に入院することとなった六十五歳の〈有子〉。この病院は「患者のどんな望みもかなえてくれる」(p155)という定評がある。ならばと有子は、四十年以上も前に自分に電車内で痴漢を働いていた、顔も名前もわからない誰かさんに会いたい、という望みを頼むが…という奇妙奇天烈な話。これって優しい話なのか?? うーん、全体的に読後感があまりスッキリしない。 不思議で変な作品群ではあるのだけど戸惑いが強いかな。 1刷 2025.3.25
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