商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
発売年月日 | 2022/05/20 |
JAN | 9784828424019 |
- 書籍
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ニッポンのカラクリ!
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ニッポンのカラクリ!
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
ここまで日本の課題や制度設計、人的構造が分かっていれば、自由自在、我田引水に物事を進められそうなものだがどうだろう。一旦その疑心は置いて、本著の中身を再度噛み締めてみる。世代格差、少子化問題、ジェンダー課題、教育制度からジャーナリズムまで幅広い。たかまつなな、という人も良さそうだ...
ここまで日本の課題や制度設計、人的構造が分かっていれば、自由自在、我田引水に物事を進められそうなものだがどうだろう。一旦その疑心は置いて、本著の中身を再度噛み締めてみる。世代格差、少子化問題、ジェンダー課題、教育制度からジャーナリズムまで幅広い。たかまつなな、という人も良さそうだ。 日本ではいちど破産したら社会的信用を失いお金も全部銀行に持っていかれる。法律の問題であり、アメリカでは破産法制が日本に比べて緩く、破産しても再チャレンジしやすい。一方で日本は廃業や倒産などで退出する企業も少ない。起業する企業もクローズする企業もアメリカの半分位。そのため利益率が低い企業が残る。デービットアトキンソンも指摘する、中小企業と生産性低下の問題にも通底する、制度面での課題だ。 加えて、一度ドロップアウトした人間がリトライし難い社会というのは、起業に限らず問題だ。 他方、日本では①人員整理の必要性②解雇回避努力義務の履行③被解雇選定の合理性④解雇手続きの妥当性、これら全てが満たされなければ解雇できない。解雇出来ないから、時代遅れだが意識も低いおじさんが残り、若手がいつまでも若手のまま組織の質も上がらない。慣習的儀礼の再現性を求め、まるで楽譜通り、オーケストラをこなすような組織集団など不毛。オーケストラならまだ良いが、実態は、バリトンとバスしかないおじさん合唱団。季節ごとの予算や何たら総会の準備が仕事。ソプラノを交ぜたり楽譜を変える余地などない。そのままやがて老人ホームのカラオケ大会へ。 100年に1度の震災ならば復興費用は100年に分けて払えば良い。今の若者が5年で払わなければいけない理由は無い。その通り。日本がクローニー・キャピタリズムつまり縁故資本主義だとか、所得税N分N乗方式を検討すべきとか、移民法をきちんと考えろとか竹中平蔵の言う事は一々最もらしい。 MITメディアラボの格言まで、たかまつななに贈る①ラーニングオーバーエデュケーション②レジリエンスオーバーストレングス③コンパスオーバーマップス。一体どういうつもりだろう。自ら学べ、転んでも立ち上がり、自ら歩め。
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https://www.business-sha.co.jp/books/category01/item_a000956
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この本で初めてたかまつななさんを知りました。 こういったYouTuberが社会にたくさん出ることをお待ちしています。
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