商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大洋図書 |
発売年月日 | 2022/05/20 |
JAN | 9784813022879 |
- 書籍
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ルポ 池袋アンダーワールド
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ルポ 池袋アンダーワールド
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
出張の際、宿泊地としてよく利用している池袋。 これほどDEEPな街であったとは。。 中村淳彦さん、花房観音さん共著とはなっているが触れ合うのは一瞬であり、二本の作品を交互に楽しめる構成となっている
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池袋の暗部に漂う性や死にまつわる実話集。 ふたりの作者が抱える性や死、闇が池袋という東京最暗部と混ざりあっているせいかとても惹き込まれました。 実際に読んでいくなかでとくに『孤独だから人を巻き込んで死ぬ人間もいれば、孤独だからこそ女の裸の舞いを観に来て救われる人もいる』というフ...
池袋の暗部に漂う性や死にまつわる実話集。 ふたりの作者が抱える性や死、闇が池袋という東京最暗部と混ざりあっているせいかとても惹き込まれました。 実際に読んでいくなかでとくに『孤独だから人を巻き込んで死ぬ人間もいれば、孤独だからこそ女の裸の舞いを観に来て救われる人もいる』というフレーズがすごく本書で描かれる池袋を表してるなと感じました。 池袋の漂白が進むことで、池袋でしか救われない底辺を這う人々が追いやられる。社会が綺麗になることで誰かの抱える闇は救われないかもしれない。 自分のなかのドス黒い何かもきっと社会が清められるなかで救われないから、池袋のように暗部を受け入れてくれる場を求めるのかもしれないと感じました。
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死にたいと思っても自分では死ねない人を、業の深い街・池袋は引き寄せる。殺人事件や巻き込み事故の多さに改めて驚いた。生物学的な死だけでなく、社会的な死についても考えさせられた。一方で、そんな死の街がアニメート(生命を吹き込む)の街としても存在していることが非常に面白くも感じた。
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