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南の子供たち 創元推理文庫
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南の子供たち 創元推理文庫

S.J.ローザン(著者), 直良和美(訳者)

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南の子供たち 創元推理文庫

1,386

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/05/18
JAN 9784488153151

南の子供たち

¥1,386

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/05/03

久しぶりすぎてこれまでの内容をほぼ覚えていなかったが問題なし。 リディアとビル、そしてリディアのお母さんがどういう人か、最初の会話シーンだけで大体わかる。 南部というと黒人差別のイメージはあったけど、法律が変わり世代交代しても根深く残っているのか…。そして同じ国なのに北部(ヤンキ...

久しぶりすぎてこれまでの内容をほぼ覚えていなかったが問題なし。 リディアとビル、そしてリディアのお母さんがどういう人か、最初の会話シーンだけで大体わかる。 南部というと黒人差別のイメージはあったけど、法律が変わり世代交代しても根深く残っているのか…。そして同じ国なのに北部(ヤンキー)は南部のことをほとんど知らないのね。まぁそういうものか。遥かに狭い日本でも違う地方のことは全然知らなかったりするし。 かなり込み入った事件で登場人物を覚えるのが結構大変だったけど、面白かった。 二人の関係が変わってしまうのはちょっとだけ嫌だな。でもどんな風になるのか楽しみでもある。

Posted by ブクログ

2022/09/08

大変ご無沙汰、帰ってきたリディアとビル。今回はホームグラウンドのニューヨークを離れて、完全アウェーのミシシッピーが舞台。私も彼女と同様、南部に中国人のコミュニティーがあったとは知らなかった。歴史的な事柄として、ペーパーサン(書類上の親子関係)となってアメリカに渡り、苦労した移民が...

大変ご無沙汰、帰ってきたリディアとビル。今回はホームグラウンドのニューヨークを離れて、完全アウェーのミシシッピーが舞台。私も彼女と同様、南部に中国人のコミュニティーがあったとは知らなかった。歴史的な事柄として、ペーパーサン(書類上の親子関係)となってアメリカに渡り、苦労した移民がいたことは知っていても、その事実がそう遠くない過去であったと知った時のショック。南部という地域性と相まって、リディアが出会う衝撃は読者が受ける衝撃と同じだ。 シリーズをずっと読み続けてきた私に取っては、ラストにやっと肩の荷が降りたと言いましょうか。やっとここまでって感じ。絶版になった過去作品も是非復刊して多くの人に読んでほしい。

Posted by ブクログ

2022/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半、アメリカ南部の人種、移民問題の話が続くのだが、これがとても興味深い。 一応ミステリなので真犯人探しをするけど、話が大きく動くのは後半で、予想外の結末にはならなかった。

Posted by ブクログ

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