商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | いのちのことば社 |
| 発売年月日 | 2022/05/10 |
| JAN | 9784264043584 |
- 書籍
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聖書とエコロジー
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聖書とエコロジー
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商品レビュー
5
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・「百万人の福音2022年3月号(no.861)特集 環境破壊とキリスト教 神が愛するこの世界に生きる者として」では,ボウカムはわずか6ページでエッセンスを説明していたが,本書ではその詳細・全体像について詳しく説明している。根拠となる聖句だけでなく,聖書の論理構成・記述の流れ,聖書の読み解き方を説得力のある仕方で展開している。人間の生物界における聖書的位置づけ,クリスチャンがなぜ自然環境・生物の保護活動をしなければならないのか,イエス・キリストにならうということは環境保護的にはどういうことなのか,聖書の誤読の事例や,キリスト教の神抜きでの見方(動物の権利論)の陥る罠など。理論武装に適した本といえようが,聖書そのものを一度は通読しておかないときついかも,という気もした。 ・ラブロックのガイア理論への批判,「テクノロジーマニア」,17世紀のフランシス・ベーコンの聖書誤読(「創世記のテキストをハイジャック」)による歴史的悪影響,スチュワードシップ(受託者責任)の限界,「環境(environment)」と聖書記述の違い,人間(human)と土(humus),「神に代わって」ではなく「神のために」,野生の改良(improvement)ではなく促進(enhancement),「擬人化」の良し悪し,ヨブ記と詩篇104篇の概念,現代の環境保護主義者の思想的限界,競争よりも協調,汎神論の欠点,支配と互恵関係,「動物の権利論」の問題点,そして最終章(第5章 アルファからオメガへ)で,「百万人の福音」にある三角形の関係図が登場し,イエス・キリストの関与・関係が示される。 ・著者自身も限界は認めている。p320「動物の苦しみが提起する,神とその創造の善性に対する深刻な疑問を考える時,聖書は終末的解決を除いて,ほとんど考えるヒントを与えてくれないというのが私自身の印象です」と書いている。 ・この本を読んだ後,エホバの証人との学びについて思った。終末的解決(神が最後にすべてを解決してくれる)と考え,政治的中立と,イエスキリストの弟子を作るわざに集中している。裁判で訴えられたり迫害されたとき以外,政治に一切かかわらない(投票も棄権)ということは,自然保護・環境保護のためにも動かないということ。イエスは王にされるのを拒否し政治に関わらなかったことをその根拠としているが,WWJD(What Woud Jesus Do)的なことを考えると,また,ことばによって自然界(世界)を作りあげたこと(ヨハネ福音書冒頭)を考えると,はたしてどうなのだろうという気になった。過去何度も繰り返しはずれた終末予言や過去の抹殺は論外ではあるが,それこそ「増し加わる光」で聖書理解を深め,行動(方針)を変えていく必要があるような気がする。 JW.ORGで「環境保護」で検索すると,2015年,気候変動に関する国連会議(COP21,フランスのパリ)で「会議そのものには参加しませんでしたが,エホバの証人も同様に環境問題に関心を寄せています。数百人の証人たちがパリでの特別なキャンペーンを行ない,環境汚染がなくなった地球で生活できるという聖書の希望を伝えました。」が出てくる(2025/8/12時点)。やっぱり具体行動はなしなのだろうか。 ・もっとも本書では理論的根拠の説明が主体で,行動についてはあまり触れられていない。それは,「被造物ケアの福音 創世記から黙示録のエコロジー 神が創造した世界で私たちに問われる賢明な勤めとは」(デイブ・ブックレス 石原謙治 石原香織 いのちのことば社 2024年4月20日発売, https://booklog.jp/item/1/4264044812 , https://www.amazon.co.jp/dp/4264044812 )の方で(2025/8/9~8/10読了)。
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