商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 芸術新聞社 |
発売年月日 | 2022/04/22 |
JAN | 9784875866398 |
- 書籍
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満洲国グランドホテル
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満洲国グランドホテル
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【目次】 第1回 小林秀雄「満洲の印象」 【2024.10.20】 第2回 岡田益吉 【主なる登場人物】 「新しき土」原節子/ 「殉職警官」笠智衆/ 「新京不倫」小暮実千代/ 「越境将軍」林銑十郎/ 「童貞将軍」植田謙吉/ 「満蒙放棄論者」石橋湛山/ 「朝日新聞の関東軍司令官」...
【目次】 第1回 小林秀雄「満洲の印象」 【2024.10.20】 第2回 岡田益吉 【主なる登場人物】 「新しき土」原節子/ 「殉職警官」笠智衆/ 「新京不倫」小暮実千代/ 「越境将軍」林銑十郎/ 「童貞将軍」植田謙吉/ 「満蒙放棄論者」石橋湛山/ 「朝日新聞の関東軍司令官」武内文彬/ 「満洲の印象」小林秀雄/ 「満洲紀行」島木健作/ 「満洲事変の謀略者」板垣征四郎/ 「満洲経営の事務総長」小磯国昭/ 「植民地の大番頭」駒井徳三/ 「関東軍と喧嘩した官史」大達茂雄/ 「少年大陸浪人」内村剛介/ 「小澤征爾の母」小澤さくら/ 「焦土外交」内田康哉/ 「阿片専売」難波経一/ 「獄中十八年」古海忠之 https://www.gei-shin.co.jp/books/isbn978-4-87586-639-8/
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「虹色のトロツキー」と併読しながら読了。36人の文学者、映画人、ジャーナリスト、軍人、官僚がグランドホテル形式で登場する。夢がある、野望がある、でも、こんな小さな国がこんなにも血を流す明確な、はっきりした国益が無い。でも、情熱があり、熱狂がある。この不毛でだだ広い土地に。
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満洲国とは何だったのか。日本の近代化の過程で生まれた植民地政策、と一言では片づけられない何かがある。満洲国に来た日本人がそこで何を感じ、何を求めたのか。王道楽土の建設に野心を持ってきた者、開拓移民として送られて来た者。左翼運動をしたために逃れて来た者。それぞれにはそれぞれの違った...
満洲国とは何だったのか。日本の近代化の過程で生まれた植民地政策、と一言では片づけられない何かがある。満洲国に来た日本人がそこで何を感じ、何を求めたのか。王道楽土の建設に野心を持ってきた者、開拓移民として送られて来た者。左翼運動をしたために逃れて来た者。それぞれにはそれぞれの違った満洲への思いがある。事の正否はとりあえず脇に置いて、それぞれの人の声に耳を傾けたい。
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