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女人禁制 講談社学術文庫2713
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/04/14 |
JAN | 9784065277119 |
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女人禁制
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
個人的に洞川とはご縁があり、何度が訪れたことがあったので女人結界に興味があり、本書を購入しました。 大峯山で女人結界撤廃の運動や女人結界を伝統として守ろうとする動きがあることを、寡聞にして知らなかったので勉強になりました。 文献等からの引用を多用することで客観的に女人禁制に関す...
個人的に洞川とはご縁があり、何度が訪れたことがあったので女人結界に興味があり、本書を購入しました。 大峯山で女人結界撤廃の運動や女人結界を伝統として守ろうとする動きがあることを、寡聞にして知らなかったので勉強になりました。 文献等からの引用を多用することで客観的に女人禁制に関する経過や歴史的背景が説明されていて読みやすかったです。 女人禁制を伝統として守っていると主張していても、さらに歴史を遡っていけば男女平等だったり女性が優位だったりするものもあり、興味深かったです。 また、伝統を守る主張の根拠として「女人禁制の伝統があるから」では女性蔑視として批判を受けてしまうために「文化財保護のため」などの現代的なルールを持ち出すというのは、本音を隠して現代社会に受け入れられやすい建前を根拠にしているようで面白いと思いました。守るべき伝統と言えばそれ以上批判しづらいですよね。 私は生物学的に女性なので、仏教における女性蔑視や血の穢れの考え方は以前から少し嫌悪感がありました。本書を読んでもやっぱり納得できない部分はありますが、そのような考え方を持つ側にも伝統を守るなどの主張や色々な確執があることを知ることができて勉強になりました。
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