お金の流れで見る明治維新 PHP文庫

大村大次郎(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2022/04/06
• JAN: 9784569902036

商品レビュー

2023/11/09

あまり日本の歴史を経済面で見たことがなく、とても興味深かった。
国を変えるために偽札をいくつもの藩で製造していたことは思いもよらなかった。
タイトルの経済で見る、といってもかなりわかりやすい経済の内容であったので読みやすかった。

2023/10/23

偽札の歴史ね。その観点で経済を考えたこと無かったから、とっても面白く読めた。現代の経済活動も偽札が無い前提で回っているんだなぁ。

2022/05/25

第１章　幕府も諸藩も破綻寸前
絶対的に優位・徳川幕府の経済
家康の遺産を食いつぶした徳川政権
徳政令で武家おを救う
黒船・経済的ショック
日本の金・国外流出
第２章　財政再建を果たしていた薩摩と長州
薩摩藩はなぜ経済大国になれたか
黒糖の専売と密貿易
新田開発
尊王攘夷運動
第３章　第三の勢力「海援隊」とは？
勤王の浪士
商人の血が半分入った龍馬
海軍修行
第４章　幕府財政を立て直した怪物
小栗上野介
万延二分金
生糸の収益
第５章　長州征伐でついに幕府が財政破綻
武器のあっせん
関門海峡封鎖
幕府を経済封鎖
第６章　大政奉還と戊辰戦争の金勘定
金策に悩む朝廷
江戸の無血開城←軍資金不足
朝廷の国債募集
第７章　幕末経済を動かした「ニセ金」
最終章　明治維新で誰が得をして誰が損をしたのか？
明治維新で最も損・武士階級
一番得・農民
既得権益を捨てたから発展があった