商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/04/05 |
JAN | 9784093866385 |
- 書籍
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ゴールドサンセット
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ゴールドサンセット
¥1,650
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
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2024/11/22 パワハラ親父の思考がとりあえず気持ち悪い。 ざまぁしたい。 短編連作になってて色んな老人が出てくるけど、結局年とってももがいて生きていくしかないんよなと。 子供の時、大人ってもっと大人かと思ってたけど全然そんなことないもんね。 これが老人になって思ってるような老人になってるわけがない。 楽しくやろう。
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死にたい理由を数え上げる中学2年生の琴音は、公園で奇矯に走る老人が落とした小銭入れを拾ってしまう…。 そんな冒頭から始まって、物語は老人を中心にした劇団にまつわる人々を描く連作短編集だということが読み進めるにつれてわかり出す。直接劇団の関係者が主人公の物語もあれば、彼らの家族や知り合いが主人公の作品もある。 全ての短編に共通するのは、どこかに生きづらさを抱える人々、多様性とかLGBT、差別、ハラスメント…そういう問題を内包する物語だということ。 そして老いた人間に何ができるのか、老いた人間はどう生きるのかという問いかけがあること。 56歳の俺は他人ごとではない、自分もいよいよ老人に片足突っ込んでいるわけだし、介護の問題も他人ごとではない、登場人物の中で一番クソ野郎が言った「あの時代はみんなそうだっただろ」という言い訳は、俺の心にも正直あるもんだし、挑み続けず逃げた後悔なんてブクオフの100円コーナー位の分量で抱えている。 1篇ずつが他人事ではなく、読んでいて怖くなったり情けなくなったり猛省したりとオロオロしているうちにも、物語は伏線を回収する、その収斂の見事さよ。 ほんまね、まずは何歳になっても自分のやるべきこととやりたいことを精一杯やろう。そして他人がやってる精一杯は自分の価値観に合わなくても、自分に直接害をなさない限り許容しよう。それだけでも世の中きっと良くなっていくはずだから。
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こんなん読んじゃったら、自分で自分を大切にして死を迎えるその時まで毎日をちゃんと生きなきゃって思っちゃったよね。
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