- 新品
- 書籍
- 書籍
赤毛のアンから黒髪のエミリーへ L.M.モンゴメリの小説を読む
4,180円
獲得ポイント38P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 御茶の水書房 |
発売年月日 | 2022/03/25 |
JAN | 9784275021571 |
- 書籍
- 書籍
赤毛のアンから黒髪のエミリーへ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
赤毛のアンから黒髪のエミリーへ
¥4,180
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
ノートルダム清心女子大学の赤松先生の新しいご著書が出ると知り、とても楽しみにしていた。 アンシリーズもエミリーシリーズも読破しているが、研究となるとどのようなことが言及されるのか、とても興味深く読み進めた。 わたしが一番興味深く読んだのはマリラの章とミス・コーネリアの章である。...
ノートルダム清心女子大学の赤松先生の新しいご著書が出ると知り、とても楽しみにしていた。 アンシリーズもエミリーシリーズも読破しているが、研究となるとどのようなことが言及されるのか、とても興味深く読み進めた。 わたしが一番興味深く読んだのはマリラの章とミス・コーネリアの章である。 マリラの章はなんだか読んでいて胸が熱くなった。忘れていた笑いを取り戻すことによって、人や物に対する理解を深めていく。この真理を身をもって実感していったマシュウに劣らずある意味不器用なマリラの心が感じられる章でなんだか涙が出そうになってしまった。 それから村岡花子さんが翻訳しなかったマシュウが亡くなった夜のマリラとアンの交流の部分についての赤松先生の考察は、わたしが感じていたことそのもので味方を得たりな気持ちになった。 ミス・コーネリアはわたしの大好きなキャラクターだが、あまり語られているものを見ることは少ないので、貴重だ、これは! とありがたいとさえ思ったのだった。 細かく言えばもっと語りたいことはあるけれど、とにかく全体から感じるのは赤松先生ご自身のモンゴメリ愛である。「赤毛のアン」好きとしては読んでいてとても仕合わせな気持ちになる本である。
Posted by