40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方

坂下仁(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2022/03/31
• JAN: 9784478114889

商品レビュー

2025/08/04

副業を勧める本
まずは、副業ごっこからスタートしてみる
副業としては、物販、賃貸、情報ビジネスがオススメとのこと
そして物販も賃貸も最終的には情報ビジネスに行きつく
入門編から初級、中級まで分かりやすく説明している

個人的には、会社にバレないようにするやり方を勧めているところに疑問を持った
いくら規模が小さく、クビにはならないにしても、もし黙って副業してバレたら人事上マイナスにはなるだろう
またなかなか上記3つの領域で、本業まで辿り着ける人はごくわずかだろうと思う

2025/05/06

・「稼げるライフワーク」を実践する
・物販ビジネス、賃貸ビジネス、情報ビジネスの3種類が稼げるライフワーク
・「初級編」を試してみると決断する
・効果を飛躍的に高める秘訣
1. この本の気づきをメモするか発信する。情報発信すれば情報ビジネスの練習になる
2. 家族の理解を得られるように本を見せる
3. 友人や知人と話す。切磋琢磨する仲間になるかも。
4. この本を目立つ場所に飾っておくこと
・4つの環境を整ええる
* 家族環境→家族の絆、家族を幸せに裕福にするために副業・独立について家族の理解と応援を得る
* 交友環境→プライベートの交友環境は自分の自由意思で選べる。自分に合いそうなコミュニティーを探して所属する。その上で徹底的にコミュニティーに貢献しメンバーを応援する。
* メディア・ネット・本などの情報環境→本をできるだけ多く読むこと。同じ分野の本を10冊読む。
* メンタル・あり方などの脳内環境→日本人の不安感のメンタル構造を認識したうえで、4つの環境を整えて先回りする。
・半自動化できる副業を目指す。賃貸ビジネスは最適な賃貸物件を手に入れられると半自動化できる。物販ビジネスも検品・出荷作業は外注で自動化。情報ビジネスもステップメール、ブログ、セミナー動画を一通りストック化すれば半自動化できる。いずれも最初だけは歯を食いしばって頑張る。
・初期費用無料の情報ビジネス
* メルマガはリザーブストック
* note、アメブロは無料
* YouTube、ZOOMにも無料プラン有り
・初期費用無料の物販ビジネス
* メルカリ、ヤフオフ、らくまあ、amazon
* クラウドファンディングを使えば先にお金を集めてから仕入れ可能
・お金の受け取り方
* paypayならビジネスネームでアカウント登録可能。PayPalは上級者向け
* 情報ビジネスの場合、セミナー告知サイト、コンサルのマッチングサイト、スキルシェア、クラウドソーシングのサイトを活用。
・副業に成功する人→本と有料セミナーを活用し、自分の頭で考えて、時間を大切にしつつもギバーとして与えることを心がける人。他人の経験からも学び、どうすればできるかを考えて、成功するまでやり続ける人。
・失敗する人→無料セミナーに参加して、他人の発言を鵜呑みにし、時間を無駄にしていること、自分がテイカーであることに気づかない人。自分の経験からしか学ばず、やらない言い訳を考えて途中で諦める人。
・始めるステップ
1. 入門編（初級編）を試してきっかけを見つけ、それをもとにカテゴリを決める
2. 決めたカテゴリの中からビジネスジャンルを選ぶ
3. サービスや商品を顧客に届けるルートを一覧（178ページ）から選択
4. 持ち駒を増やすため、第4章の内容をいくつか試す
・不動産を取得して大家業を行う場合は例外的に最初からプライベートカンパニーを設立する。
・開業届けの青色申告はデメリットも多いのでプライベートカンパニーの設立を推奨。
・プライベートカンパニーで副業を始めた場合は決算書が必須。個人事業で副業の雑所得レベルでは決算書は不要。
・プライベートカンパニーを活用した妻社長メソッド。合同会社が最も適している。
・雑所得の年間20万円以上の所得税の確定申告が必要になる段階でプライベートカンパニーを設立するのがベスト

2025/04/22

プライベートカンパニーのメリットを知りたくて読書。

かなり具体的に「副業ごっこ」について紹介している。

多くの人が副業と思っていること、実は副業ごっこだという事実は、知っておくべき情報かもしれない。

まず副業ごっことして始める物販、賃貸、情報の3つから選び、そこからさらに専門性の高いスクールや書籍などで学びスタートすることを勧めている。

意外だったのが、元メガバンク行員である著者が、「株・FX・仮想通貨」をやってはいけないハイリスクビジネスと位置づけている点。

FXや仮想通貨がハイリスクビジネスなのは理解できる。新NISAが始まった今、法人名義で投資信託などを、ドル・コスト平均法の定額積み立てなどの手段は、資産形成に有効だと思うのだが、著者の見解を聞いてみたい。

確かに、パチンコを含むギャンブルにしても投資にしても、一番儲かるのは胴元（仕掛ける側）だという事実は認識しておいた方が良い。

節税対策と事業展開で2社目の株式会社をと考えているが、合同会社も選択肢としてありかもしれない。もっと調べて比較したい。

読者特典が豊富で、具体的なツール紹介も多く、再現性は高いと思う。

読書時間：約1時間20分