商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベストセラーズ |
発売年月日 | 2022/03/22 |
JAN | 9784584139837 |
- 書籍
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奇跡の経済教室 大論争編
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奇跡の経済教室 大論争編
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
経済、財政をめぐる言説は多く飛び交っていますが、その裏付けとなる根拠やデータに注目せねば本質を見失いかねないと感じました。
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「財政赤字は悪」という日本の大手メディアの偏った論調に違和感があり読んでみた。 本書によれば、財政赤字とは単に、政府支出を通じて民間部門に通貨を供給しているだけに過ぎず、高インフレ(デマンドプル・インフレ)になっていない限り問題はないという。 具体的な理由についても分かりや...
「財政赤字は悪」という日本の大手メディアの偏った論調に違和感があり読んでみた。 本書によれば、財政赤字とは単に、政府支出を通じて民間部門に通貨を供給しているだけに過ぎず、高インフレ(デマンドプル・インフレ)になっていない限り問題はないという。 具体的な理由についても分かりやすく解説されており、読んでいる最中は全て腑に落ちる、いや、むしろ「目から鱗が落ちる」内容。でも、自分の言葉で要約しようとすると難しい・・・だからこそ、経済の話、特にマクロ経済は色んな論者がいて、世論も「赤字=ダメ」みたいに単純な論理がまかり通り、思考停止に陥りやすいのだろう。 国家としての金融政策の難しさ(世論の理解を得ること)も痛感する。日本の大手メディアは米国だけでなくその他の経済先進国の財政施策についても調査・報道し、財政赤字という近視眼的な内容を超えて、長期的な視点で日本の在り方を国民に伝えてほしい。
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お金とは何か?この問いに答えられる人は恐らくほとんどいないということが本書を読むとよく分かる。貨幣論に基づくMMTの考え方を軸にして展開される議論は筋が通っており読みやすい。 漁師にだって魚料理が苦手な人もいるだろうし、歌手の人が全員ネイティブな英語の発音が出来るわけでもない。き...
お金とは何か?この問いに答えられる人は恐らくほとんどいないということが本書を読むとよく分かる。貨幣論に基づくMMTの考え方を軸にして展開される議論は筋が通っており読みやすい。 漁師にだって魚料理が苦手な人もいるだろうし、歌手の人が全員ネイティブな英語の発音が出来るわけでもない。きっと政治家≠経済をよく理解しているという図式も成り立つのだろう。 大事なのは自分なりの理論軸を持って正誤の判断ができるようになること。いまそのような軸を持っていない人にはおすすめの1冊です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 発売日 2022/3/22 ページ数 384ページ 読了時間 約150分 寸法(縦・横・高さ) 18.8cm x 12.8cm x 2.5cm
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