トコトンやさしいユニバーサルデザインの本 第3版 B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ

宮入賢一郎(著者), 実利用者研究機構(著者)

• 販売会社／発売会社: 日刊工業新聞社
• 発売年月日: 2022/03/18
• JAN: 9784526081989

商品レビュー

2022/05/31

第１章　ユニバーサルデザインってなんだろう？
ユニバーサルデザインとは
比較の考え方
公平な利用
利用における柔軟性
認知できる情報
失敗に対する寛大さ
接近や利生のための大きさと空間

第２章　これまで取り組まれてきたＵＤ商品やサービス
あなたもこんなことがありませんか？
安全・安心・おもてなし
移動の円滑化
UD商品＝アイデアの宝庫
ユビキタス＋ユニバーサルデザイン→より便利な製品
安全・安心、おもてなしのまちづくり　

第３章　さまざまな角度から利用者を理解する
いろいろな人が暮らす今のわが国
加齢への誤解と理解
妊娠と子どもへの誤解と理解
障害の害の字がひらがなになった背景
第４章　提供者にとってのユニバーサルデザイン
ＵＤコーディネータとは
ＵＤコーディネータの起源
７原則

2022/05/14

デザイン ＝ 見た目 じゃなくて、デザイン ＝ 設計 のお話。
ユニバーサルデザインは特殊な設計や特別な機構を設けずに、見た目も含めた「利用しやすい」設計をすること。
提供しているサービスを使いやすいと感じる利用者の最大公約数を増やすことがユニバーサルデザインという説明には納得ができた。
サービスを提供する上で、色・フォントを変える、などちょっとした工夫で使いやすく、間違いが起こりにくくすることがユニバーサルデザインだということがわかった。
また、コラムにあった「職場にもユニバーサルデザインを」というのには目から鱗だった。
ミスが起こりやすい、情報が共有されないなどの問題には、問題を引き起こしやすい「デザイン」が存在しているのかもしれない。
働いている人の特性に合わせて環境を変えることで働きやすい職場ができるかもしれない。
図が多く、簡単な説明がばかりの本だったけど、いろんなことを考えさせられた。ユニバーサルデザインについて、興味を持てた。

2022/04/12

このユニバーサルデザイン、マーケティング、機械設計などいろいろな設計に役立つと思う。
そう言う意味で一度深くまなんでみるのもいいのかな？という気持ちとなりました。
より、多くの人に役立つためにというコンセプトはすごくいいですよねぇ
これがこのまますすむのもいいですよねぇ