お金と健康で失敗しない 間取りと住まい方の科学

松尾和也(著者)

• 販売会社／発売会社: 新建新聞社
• 発売年月日: 2022/03/17
• JAN: 9784865271218

商品レビュー

2024/08/04

注文住宅の知識を得るために買った。分かりやすく原理原則が書いてある、ように思える。
エコハウス超入門よりこちらを先に読むべき。

2023/06/10

既に住んでいる人も、これから建てる人も、どちらも念頭に置かれて書かれていると思った。
コレにすれば？というコレが具体的に書いてあって、すぐに行動できる。
併せて、どうしてかも書いてあるので、コレがなくなっても自分で考えられる。

2023/02/12

素人にもわかりやすく、コンパクトに纏められていて、非常に役に立った。
太陽光パネルについては全く乗せる気がなかったので、読んでおいて良かった。
給湯器の事なんて考える日が来るとは思わなかった。ありがたい。
マンションの断熱についても少し触れていたので、マンション住まいの人も読む価値あり。

ただ、いくつか受け入れ難い点も。

著者は家全体を温度差なく空調で快適にしたいという考えの人のようだ。今の世の中大体の人はそうなのかもしれない。しかし、リビングin階段にして、1階から2階まで全て空調を行き渡らせようとしたら、やっぱり電気代はかなり高くなると思う。うちなんて3階建てにする予定だし。雪国なら廊下との温度差が大きく、家全体を暖めた方が断然快適だろうけど、そうでない地方は家に人が少ない時間は各部屋のドアを閉めてコンパクトに空調を効かせたほうがずっとエコだよね？
それに人は多少服で調整ができる生き物だ。1年中同じ気温に保つ事に神経質にならなくてもいいだろう。

また、東北西の窓はなるべく小さくとか、春夏はずっと窓閉めておけとか。自分は窓を開け放して風を流すのが非常に好きである。確かに網戸はホコリが溜まるし、土埃が舞い込むので部屋が散らかってるとそこがジャリジャリになってしまうけどね…。でも帰宅して暑くなった部屋にさっと風を流すとたちまち涼しくなってとても気持ち良いのだ。そのためには窓を家の4面全部に作り、対角線に風を通せるようにする必要がある。これについて全く言及がなかったのは残念。