商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/03/18 |
JAN | 9784022518101 |
- 書籍
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フェンスとバリケード
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フェンスとバリケード
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
この作品は、東日本大震災後10年後の福島と、戦後基地問題にゆれる沖縄の問題をジャーナリストの三浦英之さんと、阿部岳さんが提起したものになっています。 折しも、東京オリンピックやコロナ禍…首相や福島や沖縄の各地域の首長はこの時期どのような対応をしたのか…。もう、私もずっと感じ...
この作品は、東日本大震災後10年後の福島と、戦後基地問題にゆれる沖縄の問題をジャーナリストの三浦英之さんと、阿部岳さんが提起したものになっています。 折しも、東京オリンピックやコロナ禍…首相や福島や沖縄の各地域の首長はこの時期どのような対応をしたのか…。もう、私もずっと感じてきたことだけれど、首相の記者会見、原稿を読んでいるだけじゃん!国会も同じだし…見る価値あるのかな…?そんな思いを抱いてきました。だから見ないし…それじゃ、政治への不信感は私だけでなく皆が抱えるものになっていますよね!でも、かつての福島や沖縄の各地域の首長は、自らの命を縮めるような必死さを持って基地や原発者問題に真摯に向きあってました。 面倒なことはみな沖縄や福島に押し付けてる…そして予算として組まれる税金は、原発災害伝承館にしても、聖火リレーにしても、その目的を違えているようなところがある現状を赤裸々に暴き出しています。やりきれない思いになりますね…。 でもそれだけではなくって、最後の章「呼び合う者たち」は、三浦英之さんと阿部岳さんが、福島県大熊町の帰還困難地域で娘さんを探し続ける木村さんと引き合わせ、ともに娘さんを探す活動をするんですが、“人っていいな、つながるっていいな…”思える章でした。これからも、真実を誤魔化さずに伝える、そして人としてのあたたかみを伝える…そんな三浦英之さんと阿部岳さんのご活躍を期待しています。
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矛盾と欺瞞だらけの世の中に,弱体化したジャーナリズムに,失望する事ばかりの今日. こんな気骨あるジャーナリストもいるんだよ,と少しだけホッとした. この一冊は,その報道に寄せた心意気を一冊にまとめたものとも言える. ネトウヨが大変に嫌う(恐れる⁈)お二人はつまり,とても強力なジャ...
矛盾と欺瞞だらけの世の中に,弱体化したジャーナリズムに,失望する事ばかりの今日. こんな気骨あるジャーナリストもいるんだよ,と少しだけホッとした. この一冊は,その報道に寄せた心意気を一冊にまとめたものとも言える. ネトウヨが大変に嫌う(恐れる⁈)お二人はつまり,とても強力なジャーナリストって事が改めてわかった気がする. 真実は何度も打ち負かされる.それでも最後の最後にたんぽぽの様に根を張り花を咲かせるのもまた,真実なので.
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お二人それぞれの内容が大変濃いので、スラスラ読まずにじっくり考えながら読むべきなのだが、ページを繰る手が止まらなかった。 新聞購読をやめて6年になる私がいうのもなんだが、このような気骨あふれる記者が新聞社に残って頑張り続けてほしいと思う(新聞やめておいてやっぱり言える立場ではない...
お二人それぞれの内容が大変濃いので、スラスラ読まずにじっくり考えながら読むべきなのだが、ページを繰る手が止まらなかった。 新聞購読をやめて6年になる私がいうのもなんだが、このような気骨あふれる記者が新聞社に残って頑張り続けてほしいと思う(新聞やめておいてやっぱり言える立場ではないなぁ)。 私はこのような書籍やネット配信を読むことでで密かに応援続けよう。 安倍元首相銃撃事件の日以降、三浦さんのTwitterが更新されていない。どうしておられるのだろう。
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